『花嫁未満エスケープ』2話は同棲中の尚紀のもとを飛び出して実家に帰り、偶然再会した元彼はじめと一緒に釣りに出かけたゆう。
ゆうは自分にとって特別な存在だった、前向きなゆうが大好きだったけど進路に悩む自分にとって一緒にいるのが辛くなって離れていったと話すはじめ。
別れ際はじめはゆうに、辛い時の避難所としてつかっていいから、と都内の自分の家の合鍵を渡します。
特別な存在だなんて言われたら女の子はみんなドキドキしちゃいますね!
『花嫁未満エスケープ』3話のネタバレを紹介します!
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花嫁未満エスケープ【3話】ネタバレ!
帰宅しようと玄関の前で緊張するゆう。
自分の家に入るのに、こんな緊張するなんて…。
尚紀が寝込んでたらどうしよう…など様々な思いが募ります。
勇気を持って家に入ると、尚紀は既に出社した模様。
そして、何と部屋はきちんと片付いていて…。
ラベンダーのブレンダちゃんのところに「水をあげておきました」と尚紀のメモがあって…。
ゆうは、
反省なの?
自分への当て付けなの?
自分が戻ってこなくても大丈夫なように自立しようとしているの?
とさらにモヤモヤします…。
尚紀に片付けがしてほしいとかじゃなくて、自分を見て欲しいのに…。
全然わかってない!
とイライラしながら勤務先に向かうゆう。
職場ではいったい何があったのかを同僚達に問い詰められ…。
仕事が終わってから同僚の一人である美沙と飲みにいくことにします。
ゆうはこの二日間何があったのかを語ると、美沙は…
はじめは間違いなくゆうのことが好き、そしてゆうも尚紀とダメになってしまった場合のキープってことでも誰かの特別になりたいのなら人生一回しかないんだから正直に生きればいいよ!
と言ってくれます。
すると、ゆうの携帯に電話が…
はじめからで、ゆうのことを心配してかけてきてくれたのでした。
どうしてもゆうの声が聞きたくて、辛いのに平気なふりをしているだろうと思ったから自分がついてるって言いたくて電話した、とのこと。
大丈夫だよ、私決めたよ
とゆうは返します。
そして美沙との食事が終わった後、ゆうは玄関の鍵を開けます…。
花嫁未満エスケープ【3話】感想
ゆうのモヤモヤしてしまう気持ち、揺れる乙女心がものすごく伝わってきたお話でした。
美沙と飲んでいる時に、ゆうが尚紀とはじめのどちらが好きかを整理しようとするシーンがでてきます。
その時に、どちらから好きって言われたら嬉しいかと美沙に聞かれると、尚紀からは嬉しいというより好きだから一緒にいるんだよねって思うと答え、はじめからはドキドキしたし嬉しかったと答えるんですね。
ただ…尚紀とは積み重ねてきたものがあって、もしはじめの方を選んで尚紀を手放した時の後悔を考えると大きすぎる、とも話すのです。
27歳女性の、この揺れる気持ちは同じ境遇にいる女性なら皆共感できるだろうなぁと思いました。
きっと尚紀は悪気は無いのだと思います。
6年も一緒にいて敢えて自分の気持ちを言わなくてもゆうには伝わる、と思い込んでいるのでしょう。
でも、そこは何年経っても自分にとってゆうは特別で愛する存在だと伝えて欲しいしお誕生日のお祝いは毎年してあげて欲しいと読者としては思いました。
はじめは、かつて自分の方から手放したゆうを願わくばもう一度取り戻したいと思っているはずです。
ゆうのことが好きだから電話してくれて、ゆうには自分がついているからとゆうの不安を解放してくれるような言葉をかけてくれたのだと思います。
今の彼を大事にしたい気持ちもわかるけど…でもゆうに辛い思いをさせるような彼なら別れて欲しいとさえ思っているかもしれませんね。
読者の私としては今の段階でははじめを応援したいです。
最後の、ゆうがドアの鍵を開けるシーンがとても気になります。尚紀と同棲している自分の家なのか、それともはじめの家なのか…。
尚紀と向き合うと決心したのなら自宅だと思うのですが、それ以前に尚紀と向き合う前に心の準備をするために一時避難所のはじめの家に行ったのかなぁとも思いました。
ゆうが美沙と飲んでいる時に、はじめから電話がかかってきます。
その時のはじめの言葉です。
ゆうを心配して、どうしても柏崎の声が聞きたくて、またきっと辛いのに平気なふりしてるんだろうなって思ったから俺がついてるって言いたくてと話すところ。
これはゆうの心を動かし、またこの先に起こす行動にものすごい影響を与えてくれたと思います。
そしてもうこの時点ではじめにとってゆうは愛する人であり、特別な女性であるというのもゆうには伝わっているのではと思い、とても印象に残っています。
まとめ
『花嫁未満エスケープ』3話のネタバレを紹介しました!
ゆうははじめの家に行ったのでしょうか…?
しばらく帰らないから避難所として使っていいと言ってくれたはじめでしたが、ゆうのことが心配でゆうに会うために一時的に東京に戻ってきているかもしれません。
一方尚紀の方は、ゆうがいなかった2日間はとても寂しかったとゆうに伝えるのではないでしょうか。
するとゆうも尚紀の特別になりたい、と気持ちを伝えるかもしれませんね。
続きがとても楽しみです。
