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没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります【ネタバレ1話】最悪の初対面

『没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります』 伯爵家の一人娘アニエスは「麗しの薔薇」と囁かれるほどの絶世の美女。一方ベルナールは田舎領主の五男坊で貧乏騎士です。ある日アニエスの父が不祥事を起こし家が没落すると、ベルナールの元にアニエスが突然現れるのですが・・・!?

ベルナールとアニエスは初対面のはずなのに、いきなりアニエスに睨みつけられてし

まいます。初めての出会いは5年前で、アニエスの社交界デビューの時になるのです

が・・・!?

『没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります』1話のネタバレを紹介します!

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『没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります』1話 ネタバレ!

俺と彼女は初対面のはず・・・

なのになぜ

そんな顔で睨まれなければならない・・・?

アニエス・ルーヴェルジュとの出会いは

5年前に遡ります。

それはアニエス嬢の社交界デビューの日でした。

立ち会えた皆が運がいいと思っていました。

しかし、ベルナールだけは違いました。

特に興味はなかったのです。

アニエス嬢といえば、

あのレーヴェルジュ伯爵家の一人娘であり、

「麗しの薔薇」と囁かれるほどの絶世の美少女です。

彼女と結婚できたら人生は成功したも同然です。

次男以下にとっては、これ以上ない伴侶候補でした。

それならばベルナールにとっては、

なおさら関係のない話でした。

田舎領主の五男坊に嫁ぐはずがありません。

しかし、1人前の騎士ななったので、

こうして宮廷舞踏会に参加できるのでした。

ジブリルは「ベルナール」って名前なのに、

弱気なんだからと言いました。

ベルナールの生家であるオルレリアン子爵家は、

王都より離れた田舎街を領しています。

子供に意味のある名前を授けてきた父も、

5人目の息子にはネタ切れだったのか、

「熊のように強い男」略して熊男

と名付けたのでした。

これまで頑張って参加した社交の場でも、

往々にして笑われ、散々な結果に終わるのでした。

ですがそれ以上に、

五男のベルナールには十分な財産分与がなく、

唯一あるのは街の郊外にある屋敷だけでした。

何度も振られてやっと原因が分かりました。

結婚に大切なものは財産なのです。

それで11歳の時に騎士になるために王都へやって来ました。

それでもベルナールは騎士としての誇りがあるし、

自分の人生にも生まれにも

恥ずべきことはないと思っていました。

それならばアニエスさんに声をかけても

問題ないよな?と言ってジブリルが、

ベルナールの腕を引っ張ります。

大貴族のご令嬢が俺に興味を持つはずがない。

だが、向こうもこんなこと慣れてるはずだ。

しがない地方貴族の五男坊とはいえ、

社交辞令で挨拶するくらい・・・

と思って近づくと、

アニエス嬢に物凄く睨まれてしまいました。

どうして・・・

初対面の相手にあのような目で見られなければならない!?

一年後・・・

お茶会の警備にやって来たベルナールとジブリルですが、

アニエスがお茶会に参加してると聞き、

ベルナールはすこぶる機嫌が悪いのでした。

あの屈辱的な宮廷舞踏会から、

会うこともなく忘れていました・・・

バラ園の巡回をしていたベルナールは、

もうアニエスには関わりたくないと思っていると、

おーいどこ行ったんだい?僕の可愛いアニエスー!

と言う男の声が聞こえて来ました。

ベルナールは早くここを離れようとしたその時でした。

ドンッ!!

女性と思いっきりぶつかります。

みるとアニエス・レーヴェルジュでした。

髪は乱れ、息が上がっています。

人気のないバラ園で男女二人が”追いかけっこ”か・・・

しょうもないことをしていると思ったベルナールは、

すぐさま去ろうとすると、

物凄い顔睨みつけます。

・・・またその目か。

失礼致しました。それでは私はこれで。

とベルナールが言って背を向けると、

待って!

騎士様お願いします。

わたくしを助けていただけないでしょうか?

とアニエスが言います。

アニエース!どこにいるのかな〜!

アニエスを探す男の声が聞こえます。

お願いです、騎士様・・・

アニエスはひどく怯えた様子でした。

ふふーんどこにいるのかな?

私の可愛い子猫ちゃん!

男が現れました。

ベルナールは男の顔を見た瞬間、

力が抜けました。

・・・なんだ。誰かと思えば、

王子の親衛隊員エルネストではないか。

任務を放り出して女の尻追いかけていいのかよ

とベルナールが言うと、

ムッとした表情で、

なんだと!俺は彼女との甘いひと時を

過ごしてたんだ!なぜ彼女との間を阻む!

とエネルストが言います。

弱気者を助け、礼儀を重んじ、悪を打ちのめす!

それが騎士道精神だ!

とベルナールは言うと、

アニエスを抱き上げてその場から去るのでした。

安全な場所へアニエスを連れて行くと、

まだ戻らない方がいいだろう。

この東屋の裏には庭師の老夫婦が住む小屋がある。

落ち着いたら帰り道は彼らに聞くといい。

と言ってベルナールが任務に戻ろうとすると、

じーっ・・・とまたアニエスは

ベルナールを睨みつけます。

助けてもその顔か・・・

睨まれる理由は知らないが、

ベルナールはアニエスに関わる気はないのでした。

それから3年・・・

ベルナールは騎士として義務を全うしました。

この年の宮廷舞踏会は参加を断り、

会場警備の任に就きました。

ベルナールには養えるほどの十分な財がないため、

結婚するにしても貴族の娘は無理でした。

今日の任務は夜会を抜け出す男女を

会場に引き戻すことでした。

お戻りください・・・

さっそく抜け出そうとする男女に言います。

こんな仕事、誰もしたくないだろうなと思っていると、

低木の影からガサガサとアニエスが現れました。

またアニエス・・・

ここは立ち入り禁止だ。会場に戻れ

とベルナールが言うと、

誰と何をしようがベルナールには縁遠い人間です。

どうせ近いうちに結婚でも決めるのだろう

と思っていたら、

いまだにアニエスの結婚の噂は聞きません。

第二王子や公爵家の長男からの縁談があると聞きますが、

全部噂に過ぎませんでした。

父親が慎重に吟味しているようです。

ですが彼女ももう18歳になります。

今年こそ結婚するに違いないと言われていました。

ベルナールも20歳になり、

小隊の副隊長にまで昇進しました。

給料も安定し結婚も考える時期ですが、

上昇分は屋敷の使用人たちの賞与金にする予定でした。

ラザール隊長がやって来ました。

どうやら緊急の任務のようです。

内容はとある貴族の強制執行の手伝いでした。

いわゆる差し押さえです。

そしてその貴族というのは・・・

宰相シェラード・レーヴェルジュでした。

アニエスの父親です。

どんなに大貴族でも政治資金の着服は、

許されざる犯罪です。

ベルナールも行くよう命が下りました。

それから程なくして、

レーヴェルジュ家は没落しました。

1年経った今も、

宰相の不祥事とレーヴェルジュ家の没落は、

人々の噂の種です。

そしてやはり噂の中心はアニエス嬢でした。

色々なところで話を聞きます。

身寄りがなくて宿屋で借り暮らしをしているとか、

毎日牢の中で父親の元へ通い詰めているだとか。

それにしても残酷なもので、

あれだけ周りに人がいたにも関わらず、

誰も助けてはくれません。

不祥事で没落した家とは体裁が悪くて、

誰も仲良くしようとはしないのでした。

アニエスに夢中だったジブリルでさえ、

嫁にはもらいたくありません。

結局みんな家柄と財産で人を見ているのです。

退勤したベルナールは門のところで、

何やら揉めているのを目にします。

お願いします。どうか一目だけでも・・・

と女性が言います。

駄目だ!駄目だ!家族以外の面会は禁じられている。

と門番が拒否します。

ベルナールが通り過ぎようとしたその時でした。

門番に声をかけられます。

オルレリアン卿!彼女が貴公に会いたいと・・・!

ベルナールはギクっとします。

なんとアニエス・レーヴェルジュでした。

どうしてここに・・・?とベルナールが聞きます。

また気難しい表情をしています。

・・・また睨んでるのか?

実家を差し押さえした恨みでも晴らしに来たのでしょうか?

あ、あの、ベルナール・オルレリアン様でしょうか?

そうだが・・・

もしかしてこの女、

没落してもなお俺のことをコケにしに来たのか!?

一言も交わさぬうちから軽蔑の目を向けられ、

男に追われて困っているところを助けても

それでもこの態度・・・

ここまで散々な態度を取られたんだ

ささやかな仕返しぐらいいいだろう?

その格好は?とベルナールが聞きます。

わたくし、その・・・頼る人も行くあてもなくて・・・

とアニエスが言います。

だったら使用人として使ってやる

とベルナールが言いました。

生粋のご令嬢が下働きを受け入れるとは思えません。

ましてや貧乏貴族から情けをかけられるなんて・・・

我ながら底意地が悪いと思いますが、

長年の鬱憤が今爆発して・・・

衣食住は苦労させない。

今ここで決めるんだ

とベルナールが言うと、

ほ、本当でしょうか?

実はもうこれ以上生活できるお金が無くて、

この後母の形見を質屋に持っていこうと思ってたのです。

でもその前にオルレリアン様にお礼の品を渡したくて、

こちらに参ったのです。

とアニエスが言います。

お礼!?ベルナールは驚きます。

ありがとうございます

とアニエスが涙をぼろっと流しながら言うと、

このご恩は一生懸命働いて必ずお返しします。

よろしくお願い致します!

とアニエスは言いました。

俺のことを気に入らないはずの

元令嬢のアニエスが、

俺の使用人になるなんて・・・

どうしてこうなったんだ・・・!?

『没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります』1話 感想

コツコツと安定型のベルナールに対して、伯爵令嬢から家が没落してしまったアニエス

対照的な感じが面白かったです。

1回目も2回目も3回目も会うたびに睨みつけるアニエスの表情が何か言いたげで、

すごく印象に残りました!

*まとめ*

『没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります』1話のネタバレを紹介しました!

初対面からいきなり睨みつけるアニエスの理由が何かあるのでは!?と思ってしまう

のですが、ベルナールの家で使用人としてアニエスが働き出すことで、何か起こりそう

予感がします!楽しみです!

『没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります』
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