『デブとラブと過ちと!』コンプレックスの塊だった夢子はある日、大事故にあう。なんとか命を取り留めたが、目が覚めた彼女はまるで人が180度変わってしまっていてた。超ポジティブになった夢子によって周りの環境は大きく変わっていき・・・!?
台風によるイモの不作で、新商品の製作が危ぶまれ、課長と夢子は北海道に向かいます。
無事交渉が成立した帰り道、夢子は課長から妻 梨香子の話を聞き、愛を感じるのでした。
夢子が感じた愛とは裏腹に、「もう遅い」と立ち尽くす課長…
前園夫婦に何があったのかが気になります!
『デブとラブと過ちと!』8話のネタバレを紹介します!
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デブとラブと過ちと!【8話】ネタバレ!
北海道から帰った夢子は、副社長へのお土産を持っていつも通り公園へ向かいます。
すると、そこには副社長の秘書がいて、手紙を渡されます。
副社長からの手紙には、新商品ができそうな事で忙しくなりそうなことと、連絡先が書かれていました。
夢子は、連絡先をゲットしたことに喜びますが、何と連絡しようか悩むのでした。
その後出勤し、お土産を配りつつイモの交渉がうまく行ったことを報告すると、
同僚の茂森が、以前の夢子からは考えられないと言います。
「オレも頭打ったら変われっかな…」
茂森は、ため息まじりに呟きます。
夢子と玉井が茂森のアフロヘアーをいじると、茂森は「どうせモジャ男だよ!」と走り去ってしまいます。
細井が言うには、茂森には最近気になっている人がいるらしいのです。
管理本部の七瀬萌香という女性で、彼女は髪がサラサラの山崎賢太という俳優のファンのようなのです。
最近の茂森はため息ばかりなのでした。
夢子は、仲間のために人肌脱ごうと、七瀬に話しかけます。
直球で「アフロヘアをどう思って?」と話しかけたとき、茂森が通りかかります。
引き続きタイプの男性を聞く夢子。
七瀬が、副社長もタイプだと言ったところで、茂森が夢子を止めにはいるのでした。
茂森が七瀬に惹かれたきっかけは、ある日の内線でした。
複数の飲食店の経費の確認の電話をしてきたのです。
全て接待で提出していましたが、実は茂森は全部一人で行っていました。
SNSで話題のメニューを食べ歩いて、ヒントにするためです。
やっぱりダメだよねと笑う茂森に、彼女は仕事熱心なのですね、と対応したのです。
七瀬の優しさに惚れてから、声が聞きたい気持ちが強くなり、内線で話せた日は仕事も頑張れました。
そうこうしているうちに、どんな人か会ってみたくなり、遂にある日、社内で彼女が話している声で、七瀬の姿を初めて見つけます。
しかし、そのときに、七瀬が山崎賢太のサラサラヘアが好きだと話していたのを聞いてショックを受けたのです。
茂森は、髪を理由に子供の頃から散々いじられ、そのせいでフラれたことも一度や2度ではありません。
夢子は話しかけたらいいとアドバイスしますが、茂森はどうせ笑われるに決まってると切なそうに笑います。
夢子は、茂森が感じている気持ちを知っています。
しかし、自信がないから何もしないなんてもったいないのです。
夢子は、七瀬と「似合ってればアフロでもいい」と話したことを伝えます。
七瀬は、アフロが似合うブルーノ○ーズも好きだと言っていたのです。
その情報で、茂森はやる気を出します。
その後、茂森の提出した領収書に日付が入っていなかったので、七瀬が茂森を訪ねてきます。
茂森はすっかりブルーノ○ーズになりきっていて、チャラチャラした格好をしていました。
そして、ガールズバーの話をペラペラと話し出します。
七瀬が領収書に日付が入っていない理由を尋ねると、茂森は店の人の書き忘れを理由に、今回は大目に見てと笑います。
しかし、日付を誤魔化すためにわざと記入させない人もいるので、受理はできません。
「茂森さんて、電話と印象違うんですね。
残念です」
七瀬がそう言って立ち去ると、茂森は自暴自棄になって髪を切り始めます。
そんな茂森を見て、夢子は茂森のアフロヘアはチャームポイントだと励まします。
別の誰かになる必要なんてないのです。
夢子のポジティブさに立ち直った茂森は、七瀬を追いかけます。
七瀬に追いついた茂森は、領収書の日付は本当に書き忘れだと思うこと、不快にさせたことを謝罪します。
そして、初めて内線をとったときから好きだった事を伝えます。
また山崎賢太と比べ出し、髪のことを気にする茂森ですが、七瀬は茂森の髪を触り、「気持ちいい?」と笑います。
実は、七瀬も茂森を気にしていました。
いつか、七瀬が落ち込んでいた日に、茂森が内線で元気付けてたことがあったのです。
同じ課の誰も気づかなかったのに、明るく励ましてくれた、企画部の茂森さんにひと目会いたくて来てみたのでした。
うまく行った2人を物陰で見つめる夢子、玉井、細井。
夢子は素直になった茂森の姿を見て、副社長にメールすることを決めるのでした。
デブとラブと過ちと!【8話】感想
同僚の茂森と、経理課の七瀬の微笑ましいエピソードでした。
内線で話してからお互い気になっていたなんて素敵ですね。
2人とも、相手の優しさや心遣いが本当に嬉しかったんだろうなと伝わります。
しかし、茂森が勇気を出さなかったら恋は実らなかったかもしれません。
見事自分の壁を破り行動した茂森はすごいと思いました。
夢子のポジティブさで、前向きになった茂森が印象に残っています。
やはり、夢子のポジティブさは、周りもどんどん変えていっていますね。
玉井も、今回の茂森も、そして副社長、前回は前園課長も少し影響を受けていました。
たまに登場する梨香子も、そして前園夫婦の問題、副社長と課長の間の問題も、少しずつ解れていくといいなと感じます。
茂森に対して、別の誰かになる必要なんてないと言った夢子は、記憶を失う前、茂森と同じような感情を持っていていたようですね。
自信がないから何もしないはもったいない、以前の夢子自身に語りかけているようにも感じ、
記憶が戻っても、もしかしたら夢子は大丈夫なのではないかと思いました。
まとめ
『デブとラブと過ちと!』8話のネタバレを紹介しました!
副社長に連絡することを決めた夢子。
「友達」として副社長との関わりが増えていくにつれ、夢子は尚更記憶を取り戻そうと頑張るのではないでしょうか。
夢子の記憶は戻るのか、ハラハラしますね。
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