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ふつつかな悪女ではございますが【ネタバレ1話】5人の雛女

『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』次代の妃を育成するため、5つの名家から姫君を集めた宮「雛宮」。時期皇后と呼び名の高い玲琳を妬んだ慧月に精神と身体を入れ替えられてしまい・・・?!

次期皇后と名高い玲琳のことをよく思わない雛女が1人・・・

ある日流星が流れる夜、事件が起こってしまう・・・・!

『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』1話のネタバレを紹介します!

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『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』1話 ネタバレ!

ここは詠国後宮内「雛宮」・・・

百年前、血で血を洗う権力闘争が繰り広げられていた広宗派帝の御代で肥大しきった

後宮は整理され、今では五家からのみ妃を受け入れ、皇后と四夫人の座を分けていました。

東領の藍家からは、芳春

西領の金家からは、清佳

北領の玄家からは、歌吹

南領の朱家からは、慧月

直轄領の黄家からは、玲琳

5人の雛女が将来の皇后、四夫人候補として雛宮に上っていました。

しかし今代は皇太子殿下の即位を待つまでもないぐらい、

皇太子は黄家の玲琳にぞっこんでした。

さらにこの玲琳は文句のつけようがなような容姿で、優雅な佇まいをしており

その上現皇后陛下の姪でもあり皇太子の従兄妹でありました。

しかし病弱でいることだけが心配で、それを覗けば次期皇后は玲琳だと

みんな口々に噂していました。

しかし、その中で玲琳をよく思わないものが・・・

「雛宮のどぶネズミ」とあだ名をつけられてしまった朱家の慧月でした。

化粧も衣装も派手で下品だからいずれ四夫人最下位の「賢妃」になるだろうと、

本人がいるにも関わらず周りの者たちはクスクス笑いながら噂します。

でも、慧月は現四夫人中最も権威のある朱貴妃が後見人で、

慈悲深い朱貴妃が身寄りのない慧月を憐れんで雛女に選んだと言われていました。

ーーーさて、今日は流れ星が見れる日

みんなが外に出て流れ星に目を取られている時、

「忌々しい女!消えるがいいわ!」という声とともに、

慧月が玲琳を乞巧楼から屋根へ突き落したのです!!周りの悲鳴とどよめきが

響き渡り、玲琳の横に一緒に立っていた

皇太子は突き落された瞬間は見えませんでしたが、

屋根の上に突き落とされた玲琳と、その場で気を失っている慧月を見て

慧月が犯人だと一目で分かり、鷲官長をただちに玲琳の救出に向かわせ

慧月を残りの鷲官に取り押さえさせました。

ーーー次に玲琳が目を覚ました時、そこは黄麒宮ではなく

見知らぬ薄暗い部屋でした。ここはどこだろう?と思っていると、侍女の

冬雪がやってきました。しかし何故か冬雪は怒った口調で、

「我らが玲琳様を傷つけたその罪 命をもって贖いませ。朱 慧月様。

と玲琳に向かってそう言ったのです。

なんのことだか訳が分からない玲琳でしたが、なんとその姿は慧月に変っていたのです!

唖然としながら玲琳は突き落された時の事を思い出していました。

叫びながら慧月がこちらに近づいてきた時、突然ほうき星の閃光で体中を焼かれた

心地がした瞬間欄干の向こうへ落ちて行き、屋根に叩きつけられる物音も

かすかに聞こえたような・・・それを思い出し、ハッとした玲琳は

あの瞬間に慧月の体と自分の体が入れ替わったんだと思いました。

冬雪に「自分が玲琳であること」を告げようとしましたが、

・私は慧月ではない

・入れ替わってしまい中身は違うのだ

といった釈明の言葉が何ひとつ声にならないのです!

術にかかっている?そう思った玲琳は、冬雪と2人でしか分からない思い出を喋ることにしました。

しかし、見た目が慧月のその女を冬雪がまさか玲琳だなんて思いません。

「性根の腐りきった悪女が!」と罵られてしまいました。

すると冬雪が玲琳からの慈悲であると言って自死用の毒薬を渡してきました。

なんてこと・・・玲琳が落ち込んでいると、「いい気味だこと!」といった声が

聞こえてきました。声のする方を見ると、蝋燭の火が燃え上がり人の形になりました。

その中から見えたのは自分の姿・・・いや、玲琳に入れ替わった慧月でした。

玲琳がどうしてこんな事をしたのか?と聞くと、

皇后の姪に生れて皇太子に寵愛され、女官たちに慕われている玲琳に対し、

自分には優しいけど無力な朱貴妃が後見人で、意地悪な女官と、

皇太子の気を惹くには足らぬ容姿なのが嫌だったと言いました。

道術を駆使して入れ替わったんだと笑う慧月でしたが、

段々苦しそうな顔になり、顔が青ざめて行きました。

自分の体なのでよく分かっている玲琳は苦しそうなので横になっては?と

慧月を心配しました。そんな玲琳に慧月は人の心配をしてる場合?

あなたはもうすぐ死ぬのよ!あの無慈悲な鷲官長が受け持つから必ず死ぬわと

言い放ちました。せいぜい紫乃足音に怯えて過ごすといいわと言い残し、

慧月は消えました。この由々しき事態に動揺しながらも、

こんなに慧月に嫌われることをしでかしていた自分が嫌になりました。

しかし、玲琳は気付いてしまったのです!

これまで油断すれば気絶するのはよくあることだった体だったのに、

息も上がっておらず脈も整っている健康体な慧月の体に・・・!

幼いころから病弱でしたい事も出来なかった玲琳にとって、

これは羨ましいでしかありませんでした。

ここは牢屋で鼠や便所虫が這っている劣悪な環境ですが、

実は鋼のメンタルの玲琳にはここで過ごすのはわりと楽勝だったのです・・・!

 

『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』1話 感想

病弱で可憐な玲琳を憎む、見た目も醜く自分の境遇をよしとしない慧月。

道術によって2人は入れ替わってしまいます。

めちゃくちゃ慧月は玲琳を恨んでますけど、玲琳は直接慧月に意地悪した

わけではありません。でも、妬みが恨みに変っていったんですね・・・

怖い話です。生きていたからいいものの、突き落された病弱な女性なので

もしかしたら死んでたかもしれないですからね(汗)。

しかしこんな絶体絶命ピンチを迎えても、玲琳は持ち前の鋼のメンタルで

健康な体を手に入れたことを喜んでいます。

自分がもしその立場になったら絶対そう思えません(苦笑)。

だって処刑されるまでこの暗い牢屋で死ぬときを待たないといけないんですからね・・・。

というか、このままだと処刑されちゃうけどどうしたら本物の玲琳はこっちだと

証明できるのでしょうか?先を読み進めるのが楽しみです!

*まとめ*

『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』1話のネタバレを紹介しました!

突き落された瞬間に中身が入れ替わってしまった玲琳と慧月。

牢屋に幽閉され、処刑執行の日を待つ玲琳。一体どうなる!?

次回の話の続きが気になります!

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