『花嫁未満エスケープ』3話は家を飛び出してまる二日経ち、勇気を出して玄関のドアを開けた柏崎ゆうの目に入ったのは…ゆうがいた時よりも綺麗に片付けられた部屋でした。
ただ単に片付けて欲しいわけじゃない、尚紀に自分を特別だと思って欲しいのにとモヤモヤするゆう。
同僚の美沙と飲んでいる際に深見はじめから「俺がついてる」と電話がかかってきてゆうが向かった先は…。
どっちのうちのドア?!続きが気になります!
『花嫁未満エスケープ』4話のネタバレを紹介します!
花嫁未満エスケープ【4話】ネタバレ!
ドアの鍵を開けて「お邪魔しまーす」と入ったのは…何とはじめの家でした。
ドキドキするゆうは、まずはじめに家にあがらせてもらうことをメールします。
部屋は綺麗に片付いていて、釣りのルアーや建築関係の本が並んでいます。
ゆうは、本棚から高校時代の卒業アルバムを見つけて手に取ると…ゆうからはじめへのメッセージを見つけます。
もうその時には別れてしまっていたけれど、はじめから書いて欲しいといわれて書いたメッセージには、少しでも私を見てくれてありがとう。素敵な大人になろうね!とあったのです。
その頃、尚紀は仕事の打ち上げで同僚や取引先の人達と飲んでいました。
お酒のスピードが早い尚紀を見た同僚は、心配して話を聞くと尚紀はことの次第を話します。
誕生日を忘れたくらいで怒って出てってしまったこと、
何もしなくても大切にしてるってわかってるはず、、、
ゆうは自分の世話をするのが好きで世話をすることで自分に必要とされていると感じで喜んでいる…と。
話を聞いていた同僚たちは少し引き気味で、さらにお手洗いから帰ってきたばかりであまり話をきいていなかった女性の同僚からは…
実家のお母さんの話?実家はいいよね、無条件の愛だからできることで他人だったら一緒になんて住めない!
と言われる始末…。
頭をガツンと殴られたような顔になった尚紀。
泥酔状態で帰宅するともちろんゆうはいないわけで…。
しかも関節が痛くて寒気がするので熱がありそうだと思った尚紀は冷えシートを探しはじめます。
でも、どこにあるかわからず…。
いつもならゆうが色々と介抱してくれますが今回ばかりはそういうわけにもいきません。
尚紀はゆうに電話をかけます。
はじめの家でウトウト眠ってしまっていたゆうは尚紀からの電話の音で起きます。
そして、尚紀から一言…「冷えシートってどこにあるの?」と聞かれます。
尚紀の状況がわからないゆうは、喧嘩して出て行った彼女への電話がこれ…??
と怒りというよりも酷く冷めきった表情に。
そして、
冷蔵庫の中だよ、一緒に住み始めた時からずっと冷蔵庫にあったよ
と淡々と答えます。
尚紀がゆうに何か話しかけようとしたまさにその時、はじめの家の玄関のノブがガチャガチャッと鳴る音が!
ゆうは、尚紀との電話がつながったまま玄関に向かうと、そこにははじめの姿がありました。
まさかこんな遅い時間にはじめが戻ってくるとは思ってなかったゆうは驚きます。
更に、はじめの「まだいたんだ、良かった」という声が尚紀にも聞こえてしまい、
しまったと思ったゆうは慌てて電話を切りますが…。
花嫁未満エスケープ【4話】感想
今回のお話で尚紀がどんな人物なのかがわかってきました。
第一話に出てきた尚紀はだらしない男子なのでは?なぜゆうは彼を選んだの?くらいに思っていたのですが、会社での尚紀は取引先からも気に入られている仕事ができる男性だといつことがわかります。
そして、いつもはゆうの手作り弁当を持ってきているのにここのところ持ってきていないのを見てあやしいと思った同僚が何があったのか聞いてあげるのをみて、同僚達からも仕事面で信頼されているからなんだろうなと思いました。
でも…ゆうとの喧嘩の次第を話してからの女性同僚の「親ならともかく他人なら一緒に住んでられない」的なツッコミは思わず笑ってしまいましたし、逆にゆうの思いを知っていた読者としては「よく尚紀に言ってくれた!!」と思ってしまいました。
ハッとする尚紀ですが、泥酔状態な上に体調不良も重なって…ゆうへの電話も余裕のない単調な言い方になってしまったのでしょう。
状況がわからないゆうからしたら本当に「何それ?出てった彼女への言葉が冷えシートって?」って今までが今までだけになりますよね…。
でも、尚紀も何かを伝えたくて伝えようとしたら知らない電話の向こうから男性の声がして…。
身体もキツいし精神的にも衝撃が強くて尚紀としては踏んだり蹴ったりでちょっとかわいそうな気持ちにもなりました。
ゆうとしては、まさかはじめが帰宅するなんて思ってなかったから驚いたでしょうね。
更に、尚紀に電話の向こうではじめの声が聞こえているはずで焦ったでしょうね。
ゆうと尚紀はまだお互いにお互いを想っているのに、状況が合わずすれ違ってしまっている感じです。
できれば会って話し合いをして欲しいけれど…でも読者の私はゆうにははじめがふさわしいような気もして複雑な気持ちになりました。
この後ゆうは電話のことをはじめに話すのか、もし話すならはじめがゆうにどんな言葉をかけるのか、気になって仕方ありません。
最後のシーンで、電話の向こうからはじめの声を聞いてしまった尚紀の表情がとても印象に残っています。
次回のお話もとても楽しみです。
はじめの「まだいたんだ、良かった」という言葉が聞こえてブチッと電話が切れた後の尚紀の
ゆう…今どこにいんの…?
と驚いたような表情でボソッと言うシーンです。
これはゆうと尚紀にとっては一大事ですよね。これだけだと尚紀の想像は色々膨らんでしまうと思います。ひょっとして浮気?とか思ってしまうんでしょうか。
読者の私もハラハラしてしまいました。
まとめ
『花嫁未満エスケープ』4話のネタバレを紹介しました!
ゆうは、尚紀からの電話が素っ気なかったことをはじめに話すのかなぁという気もするのですが…。
その一方ではじめの声を聞かれてしまったことを尚紀に対して申し訳ないと思い、急いで尚紀のもとに帰るのかなぁとも思います。
いずれにせよ、ゆうが瞬時に判断したことならどちらでもいい!とさえ思ってしまいます。
そして、はじめはゆうがしたいように選ばせてくれるのではないでしょうか。
今後の展開がとても楽しみです。
