『花嫁未満エスケープ』5話では、松下尚紀と向き合うために深見はじめに家の鍵を返そうと決心する柏崎ゆう。
返すついでに一緒に食事しよう、とはじめから提案されてゆうは仕事を終えてからはじめと待ち合わせをします。
二人が一緒にいる光景を何と尚紀が目撃してしまい…。
『花嫁未満エスケープ』6話のネタバレを紹介します!
花嫁未満エスケープ【6話】ネタバレ!
ゆうと一緒にいる男性が、今朝仕事で打ち合わせをしたはじめだとわかった尚紀はショックを受けます。
一方ゆうは、はじめとラーメン屋さんに入ります。
食べ終えた後、ゆうは「これで気合い入った!」と自分に言い聞かせるように言います。
はじめは「戦いに行くみたいだな」と笑います。
ゆうは、はじめに家の鍵を返すとお礼を言い…もう(尚紀から)逃げない、と話します。
あとは尚紀がどうするか次第、と。
こんな状況じゃなきゃ連れて帰りたい、と話すはじめ。
ゆうは、いつも私が私でいられるようにしてくれてありがとう、とお礼を言います。
別れ際、はじめはゆうの背中をポンと押すと、ゆうに聞こえるか聞こえないかわからないような声で「またな」と言うのです。
ゆうが帰宅すると尚紀はすでに寝ていました。
尚紀が家にいることにホッとしながら、携帯を充電器に差し込みます。
ゆうがベッドの脇に置いて部屋を出て行くと、尚紀はどうやらまだ起きていたようで…
翌朝、ゆうが目覚めると尚紀が洗濯物を干したり朝ごはんの支度をしたりしていました。
ゆうは尚紀と向き合うための話をしなくては、と思うのですが…尚紀はゆうの言葉を遮るかのようにショッピングモールに行こう!と誘うのです。
なんとか話を切り出そうとするゆう。
それなのに尚紀はお構いなしにゆうを色んなお店に連れ出してゆうが話そうとするタイミングを与えてくれません。
終始 尚紀に振り回されてしまうゆう。
とうとうゆうは、今の尚紀に何を話したら良いかわからなくなってしまい…これならこの先も一緒にいられるのかな?とさえ思ってしまいます。
そんな中、一週間が過ぎて…。
仕事から帰った尚紀。
夕飯を用意しようとするゆうをソファーの隣に座るように呼んで並ぶ二人。
尚紀がゆうに触れようとすると…。
ゆうは避けてしまいます。
自分でもなぜ避けてしまったのかわからないゆう。
「何で…?」と尚紀。
ゆうに家事を頑張ってほしいと思われていると思って頑張ってきた、と尚紀。
ゆうの本意はそこではない、自分を見て欲しい事だったのに尚紀には伝わっていなかったようで…。
尚紀はゆうが別な男性と会っているのがわかっていたけど自分たちのためと思って頑張ってきた、とも話します。
更に尚紀はゆうに「深見とどういう関係なの?」と聞いてきて…。
花嫁未満エスケープ【6話】感想
はじめに家の鍵を返した後に尚紀と向き合おうとするゆうを見て、ふと「ゆうは自分の本当の気持ちにまだ気づいてないのでは?」と思ってしまいました。
尚紀と一緒にいた時間が長くて一緒にいるのが当たり前になってしまった状況の中で…。
結婚観について話したくてもはぐらかされて、誕生日を忘れられたのを機に家を飛び出して実家近くではじめと再会します。
はじめからかけてもらう言葉から自分らしく生きていかなきゃ、尚紀と向き合わなきゃと決心しますが…同時に自分自身の尚紀に対する心の変化に気づけなかったのでしょう。
帰宅してからも尚紀のペースに振り回されて話が切り出せない…
尚紀と一緒にいても自分らしくいられない、ということにまだ気づいていないんだと思いました。
はじめと一緒にいる時のゆうは、思っていることをはじめに話すことができています。
それがまた素直過ぎて…ゆうが尚紀との事をはじめの前で普通に話すので、ゆうのことが好きなだけに辛いけれど受け入れているはじめは本当に素敵だなぁと思ってしまいました。
さりげなくですが、時々はじめはゆうのことを想っているアピールをしているんですけどね。残念ながらゆうには伝わってないようです…。
むしろゆうは「深見くんも応援してくれてるんだから尚紀と向き合うために頑張んなきゃ!」くらいに思っているようですね。
ラーメン屋さんからの別れ際、ゆうに聞こえないようにボソッと「またな」というはじめに読者の私まで切なくなってしまいました。
「絶対再会できるよ!待ってて!」と声をかけてあげたくなりました。
尚紀は、ゆうの帰宅後にゆうの携帯を見てしまったんじゃないかなと思います。
ゆうが携帯を充電器に繋いでベッドの上に置いてから部屋を出た後、何やらゴソゴソとしていたようですので…
尚紀なりにゆうとの関係を良い方向に持っていきたいと努力していたのでしょう。
家事全般ゆう任せだったのが一変して家でテキパキ家事をこなしている尚紀が新鮮に見えました。
尚紀がショッピングセンターでゆうを振り回していたのは、「ひょっとして別れ話を持ちかけようとしているのでは」と勘ぐっていたからではないかと思います。
ゆうがはじめに惹かれているのでは、とか。ゆうが真面目に話そうとすると遮る…
ゆうの方も遮ろうとする尚紀に対して強気に出られない…
この時点でもう、ゆうは尚紀の前で自分らしさを出せてないですよね。
後日、尚紀がゆうに触れようとするとゆうが避けて「夕飯の支度しなきゃ」とはぐらかしたのが決定的だったと思います。
もはや尚紀は、ゆうが自分らしくいられる存在ではなくなって愛されたいという願望も薄れてきてしまったのだと思います。
尚紀の口からはじめの名前が出てきた時のゆうの表情は忘れられません。
まさか尚紀とはじめが仕事で面識があったとは思ってなかったでしょうし…
これをきっかけにお互いに思っていることを伝え合って欲しいと思いました。
どんな結果になろうとも、ゆうには自分の思いをちゃんと話して欲しいです。
最後、尚紀がゆうに「深見とどういう関係なの?」と聞き、ゆうがものすごく驚いた表情をするところが印象的でした。
どうして尚紀がはじめのことを知っているのか、今のゆうには全くわからないんですよね。
出て行ってからはじめの家で電話で尚紀と会話した時にはじめの声を聞かれていたことには気づいていたゆうでしたが…
男の人と一緒にいるであろうとは思われていたとはいえ、なぜそれがはじめだとわかっているのか、気が動転してしまって何から説明したら良いのかわからない表情がとても印象に残っています。
まとめ
『花嫁未満エスケープ』6話のネタバレを紹介しました!
次は、ゆうは素直にはじめとなぜ一緒にいたのかを尚紀に説明すると思います。
ただ、元からだったということまでは言わないと思うのですが…
でも、もしかしたらはじめに尚紀から聞くことがあればはじめはゆうのことを元彼女であることを話してしまうかもしれません。
今後の展開がとても楽しみです。