【革命前夜、君にキスした】は、極道の娘と芸能会社の社長が繰り広げる、運命の物語です。
室は、ユリカを芸能界に誘いますが、ユリカは警戒します。
しかし、自分の心と向き合い歌手の道を目指すことを決めます。
ユリカの決意を聞いた室は、けじめをつけなければと言い始め…。
【革命前夜、君にキスした】3話のネタバレを紹介します!
革命前夜、君にキスした【3話】ネタバレ!
ユリカは、室が突拍子のないことばかり言うので、てっきり家出同然に出ていくのかと思っていました。
しかし、車に乗せられユリカの家に行くことになります。
父親と最後に話したのはいつだったのか、もう記憶にありません。
母が生きていた頃は普通の親子のように話したけれど、今父が一番大事なのは家を守ることです。
だから、絶対に反対すると思ったのです。
ユリカがそう言うと、室には言葉が後ろ向きすぎると注意されます。
「絶対に反対するけど、結果を出して黙らせます」
そう言葉にした方が、いろいろな人が助けてくれます。
他人の気持ちを動かそうと思ったら、100%以上の熱量で気持ちを届けなければなりません。
ユリカはそれを聞いて、知らない世界の言葉を聞いているようだと感じます。
自分がどうなりたいか、その答えはなかなか出ません。
ユリカの家に着くと、達也が血相を変えて飛び出してきます。
不安がるユリカに、室は大丈夫だと声をかけます。
家のドアを開けると、案の定舎弟達が室に絡んできます。
ユリカは舎弟に向かって、「私の客だよ。手を離して。」と睨みつけます。
父と対面し、自己紹介をする室。
しかし父は、ユリカは家を継ぐ役目があると話を終わらせようとします。
変わりたいと思ったユリカは、家を出たいと口にします。
極道の家のユリカじゃなく、ただのユリカになりたい。
ずっと思っていて、押し込めていた気持ちです。
歌っているときだけ自由になれました。
だから歌っていたら、室と出会ったのです。
母が言っていた「運命の日」が今日だと思ったと必死に言葉を紡ぎます。
しかし、父には響かず、頭を冷やせと言われてしまいます。
そう言って、いつも話を聞いてくれない父。
「ママみたいになりたいのか?」
ママみたいな方がいいとユリカは答えます。
母は、ちゃんと生きていたのです。
「私は毎日死んでいるのと同じだよ」
そう言ってユリカは席を外してしまいます。
残った室は、父に向かって「彼女の人生に惹かれました」と話します。
ユリカの未来を一緒に見て見たいのです。
また連絡します、と言葉を残し、部屋を出る室。
玄関前では、出ていこうとするユリカを達也が必死で止めていました。
「放っておけ。上手くいかなくてどうせすぐ帰ってくる。」
追いついてきた父はそう言います。
このドアを開けたら、ユリカはきっとここには帰れません。
しかし、行かなくてはならないと室の名前を呼びます。
父は、本当に去っていくユリカの背中に、母の面影を感じるのでした。
車に乗り込むと、室はよく頑張ったな、とユリカの頭を撫でます。
室に触れられるといつも小さな熱が灯ります。
なんだか熱くなったユリカは窓を開け、心から思いきり叫ぶのでした。
>>【革命前夜、君にキスした】全話ネタバレまとめ!
革命前夜、君にキスした【3話】感想
ユリカの家で、父を説得しようとした室とユリカ。
父はやはり家のことを持ち出して反対はしてきますが、きっと内心ではユリカを心配しての事なのでしょう。
去っていくユリカと、ユリカの母の面影が重なる場面で、父の葛藤が少し垣間見れた気がしました。
「ママのようになりたいのか」という言葉やユリカとのやり取りは気になります。
ユリカの母は亡くなっているようですが、そこにも何か事情がありそうです。
「極道の家のユリカ」ではなく、ただのユリカになりたいと言うセリフが印象的でした。
今までユリカが見ていた世界は、どうしても極道の娘というフィルターがかかっていて、それが原因で苦労をしてきたことでしょう。
しかし、室に出会い、自分を閉じ込めておかなくてもいいのだと気付いたから出てきたセリフだと思います。
家を出て、これからただのユリカが見ていく世界は、きっと何もかもが新しい世界だと思います。
今まで知らなかった自由もあるでしょうし、もちろん感じなかった苦労もすると思います。
それでも、室を信じて飛び出したユリカは、後悔のないよう全力で走り抜けて欲しいなと思います。
まとめ
【革命前夜、君にキスした】3話のネタバレを紹介しました!
やはり半ば無理やりでしたが、正式にユリカは家から出て、歌手を目指すことになりました。
次回からは何もかも新しい世界が広がっていくでしょう。
ユリカの目にする新しい世界がどんなものなのか楽しみです。