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虐げられ令嬢とケガレ公爵【ネタバレ1話】妹の身代わりになります

『虐げられ令嬢とケガレ公爵~そのケガレ、払ってみせます!~』
掃除メイドとして家族から虐げられている伯爵家長女のキャスライトですが、妹のチェリアリアに結婚の話が舞い込みます。しかし、ケガレ公爵に嫁入りなんてまっぴらな妹は姉のキャスライトを身代わりに結婚させるのですが・・・!?

伯爵家長女のキャスライトは掃除メイドとして働いているのですが、母親からはいつもガミガミと当たり散らされます。

ある日妹のチェリアリアが付けている首飾りから嫌な気配を感じてしまい、それが気になるキャスライトですが・・・!?

『虐げられ令嬢とケガレ公爵~そのケガレ、払ってみせます!~』1話のネタバレを紹介します!

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『虐げられ令嬢とケガレ公爵~そのケガレ、払ってみせます!~』1話 ネタバレ!

お前は誰だ!

俺がよこせと言ったのはお前ではない

チェリアリア・アル・オブリュースはどこだ

公爵様、

妹チェリアリアではなく、

なぜ私がここにいるか・・・

これには少々訳がありまして・・・

朝から窓ガラスをピカピカに磨きあげます。

汚れが綺麗に払われると、

心の曇りもちょっと晴れる気がします。

すると、

ちょっとお前!!!

そう言って私を呼ぶのはお母様でした。

この鍵!サビてて錠が開きにくかったのよ!

なんでお前はしっかり磨いておかないの?

そう言ってお母様は鍵を床に叩きつけます。

鍵?一体どこの・・・

こんな鍵あったかしら・・・!?

まったく!お前ときたら、

生まれた時から器量が悪くて、

髪の毛も目の色も全然私たちに似ないで、

ちっとも可愛げがないこと!

またいつもの当たり散らしが始まりました。

伯爵家の長女のくせして、

頭もよくない、顔もよくない、

誰も欲しがらないお前を住まわせてやって、

掃除メイドの仕事も与えてやってるのに、

それすらもできないなんて・・・!

なんて時間の無駄なんだろう・・・

これでまた掃除が終わらなければ、

また癇癪が始まるのよね・・・

思わずふぅーとため息がもれます。

しまった・・・

その態度は何・・・?

本当にお前は・・・っ

出来が悪い上に恩知らずな・・・っ!!

そう言ってお母様は手をふりかざします。

ぶつならそれで満足して欲しい・・・

ご飯抜き三日連続はご勘弁よ・・・

そう思って全身にぎゅっと力を入れて踏ん張ります。

すると、

お母様、乱暴はいけないわ?

そう言ってやって来たのは、妹のチェリーでした。

この前だってそいつの平民みたいに頑丈な体のせいで、お母様の高貴なか弱いお手々を痛めてたじゃない。

しつけるなら他に方法はいくらでもあるわ。

ねぇ?キャスライトお姉さま?

そう言ってチェリーは微笑みます。

その瞬間、

チェリーの付けているネックレスから、

嫌な気配を感じでゾクっとします。

するとお母様は、

可愛い上に優しいのね。

なんて自慢の娘なんでしょう。

と言ってチェリーを抱きしめます。

同じ伯爵家の人間なのに、

ひどくキャスライトを差別するのでした。

しかし、

キャスライトはそれどころではなく、

チェリーの首飾りから感じる邪悪な気配が

気になって仕方ありません。

全身がゾクゾクと寒気がします。

キャスライトは、

チェリー、その首飾りはどうしたの?

と訊きます。

するとお母様は、

まぁ、金目のものにすぐ目がいくなんて、

卑しい性根が透けて見えるわね

と言います。

しょうがないわ。それがお姉さまだもの。

そんな卑しいお姉さまに教えてあげるわ。

とチェリーは言います。

この首飾りは地下倉庫の金庫にあったもので、

お母様と一緒に見つけたのだと言います。

開けるのが大変だったけれど、

あんなところに隠しておくなんて、

きっと伯爵家の家宝だわと言って、

二人は喜ぶのでした。

キャスライトはこのサビた鍵が

地下倉庫の金庫のものだと分かりました。

可愛い私にとってもお似合いでしょ?

とチェリーが言います。

似合う・・・?

こんなにゾッとする気配がしてるのに、

付けてても何も感じないの!?

とキャスライトは思います。

チェ、チェリーの好みは

もっと可愛らしい感じじゃなかった?

前につけていたルビーの首飾りの方が素敵だったわ

とキャスライトが言うと、

まぁ!嫉妬?ただでさえみすぼらしいのに、もっと醜くなってしまってよ!

失礼なことを言われたキャスライトは、

さすがにムッとします。

やだ!怖い顔!

こんな怖いお姉さまはほっときましょ。

そうだ!お父様が呼んでたわ

そう言うと二人は行ってしまうのでした。

そして、

キャスライトは鍵を綺麗にするまでは、

食事はなしにされてしまいました。

お腹がグーっとなり、床にへたり込みます。

結局またご飯抜きです。

そして、

あの嫌な気配のする首飾りが気にかかります。

でも、汚らしくて入りたくないと言っていた地下倉庫の金庫にまで手を出したということは、新しいものを買うだけのお金が尽きたのでしょうか?

領地経営もうまくいっていないようなので、これからどうするつもりなのでしょう?

なんて、

掃除メイドをやらされている私が気にしたって、どうにかできることでもありません。

まずはサビ取りをしなければ・・・

と思ってビネガーを探しに廊下に出ると、

はぁぁ!?嘘でしょ?お父様!

この私があのケガレ公爵に嫁入りですって!?

興奮気味のチェリーの声が聞こえて来ました。

ドアの隙間から少し覗いてみると、

チェリーや。

お前が可愛いのは重々わかっているよ。

だからこそ、

ジルカシウス・デュ・グリサリオ様が、

どこぞで見初めたのか、

婚約期間も置けないほど今すぐお前を欲しいと言ってきておる

とお父様が言います。

信じられない!!

グリサリオ公爵ってケガレのせいで、

醜い傷が残ったとか言ってる人でしょ?

とチェリーが言います。

ケガレって・・・

昔、絵本で読んだことがあります。

色々なところに存在しているけれど、

人々には見えず、

時として人に宿って、

人を害すとされる・・・

かつてはそのケガレをモノに宿して、

人に害すために使われていたといいます。

お母様がそれは所詮おとぎ話でしょ?

チェリーを諭しますが、

お母様!!それだけじゃないわっ!

と言って反論します。

ケガレ公爵は偏屈で社交嫌い、取り柄は公爵ということだけだと噂になっていました。

私にはそんな変人じゃなくて、顔がよくて、お金持ちの素敵な人がふさわしいの!!

と言って全く聞く耳を持ちません。

しかし、

すでに結納金と婚姻届が送られてきていて、あとはチェリーがサインをするだけになっていました。

結納金?お父様もお母様もお金で私を売るの?

とチェリーが言います。

すると、

可愛いあなたを売るわけないじゃない!

私たちはお前のことを心底愛しているんだ。

とお母様とお父様が言います。

その光景を見ていたキャスライトは、

ああ・・・

私もその中の一人のはずなのに・・・

ふぅーとため息をつきます。

なんてね・・・

家族ごっこの白々しさしか感じません。

私たちの愛するチェリーをどうしてもと

公爵が求めているんだ。

お金も地位もある男、

お前に贅沢させてくれるに違いない

とお父様が言います。

それにどうしても嫌だったら、

愛人を囲えばいいのよ。

それぐらい許してくれるわ。

とお母様が言います。

そのついでにお前が公爵に言って、

私たちにお金を寄越してくれれば・・・

とお父様が言います。

その時ドアの隙間から、

キャスライトが目に入ったチェリーは、

スッと立ちがると、

そうだわ、お父様、

お姉さまを嫁がせてあげましょう!

と言いました。

キャスライトの名前をサインして、

とっとと王城に出してしまえば、

離婚したばかりの相手の妹とすぐに再婚なんて、そんな簡単にできないはずだと言い出します。

さすがに違う人間をよこしたら、まずいことになるのでは?とお父様が心配すると、チェリーは無理矢理廊下にいたキャスライトを引きずり込んで、ニヤリと笑って言います。

いいえ!お父様!

お姉さまがグリサリオ様に懸想して、

どうしても身代わりになりたいと

頼んだんだもの。

そう言って、

キャスライトの腕を密かにつねりました。

・・・痛っ!

確かにそうなれば、

結納金は手に入り、

チェリーは嫁に出さなくてもすみます。

それにもし非難されたとしても、

キャスライトが勝手にやったと言えばすみます。

待って、待って、

ロクな教育を受けてない私でも分かります。

そんな公爵家を馬鹿にするようなことをして、

私の責任だけで済むと思ってるの・・・!?

3人が婚姻届を持って、

キャスライトに迫ります。

一人でこの家を出ても、

世間知らずの私は、

結局立ち行かなくなると思い、

しがみついていましたが、

この家にいて、

こんな横暴な人たちに巻き込まれて、

一生を惨めに生きていくぐらいなら・・・

キャスライトは婚姻届の紙を手に取ると、

綺麗な字でサラサラとサインをします。

すると、

この婚姻届をさっさと王城へ届けさせるのでした。

ちょっとは役に立ってくれたじゃないの?

ねぇ、お姉様?

と言ってチェリーはニヤリとするのでした。

そして、

すぐに乗合馬車に乗せられると、王城の前で降ろされました。

目の前には大きな屋敷がどーんと広がります。

えー!?

本当に公爵様のお屋敷だ!?

身代わり婚というだけで印象最悪なのに、

先触れもなしに、

公爵家に乗合馬車でやって来ました。

高鳴る心臓を必死に落ち着かせます。

婚姻が有効になったとしても、

間違いなく追い出されます。

追い出されても、

オブリュース家には帰れないし、

帰る気も毛頭ありません。

ここは一旦チェリーのフリをして、

中に入れてもらうしかありません。

同情でもなんでもひいて、

どうにか数日、

いいえ1日でも置いてもらって、

あわよくば働く先を紹介してもらうしかありません!

掃除なら得意だもの、きっと大丈夫・・・

そう思っていると、

目の前に執事がいました。

咳払いを一つすると、

グリサリオ家への嫁入りの為、参りました。

チェリアリア・アル・オブリュースと申します。

そしてチェリーのやっていたお辞儀を真似して見せます。

嫁?と執事が不思議そうに訊きます。

はい、嫁とキャスライトは答えますが、

冷や汗がダラダラと流れます。

すると執事はニコっと笑い、

確認のため中へと戻って行きました。

私を中に入れてから確認して!!

外じゃそのまま追い出されかねません。

必死のキャスライトはあのっ!!と言って中に入ろうとします。

当然、守衛に止められてしまいます。

しかし、

その女を中に

と言ってジルカシウスが現れました。

キャスライトは胸がトクンとときめきます。

こちらが結婚相手の公爵様!!

おい女、入らないなら、帰ってもらおうか

と腕組みしたジルカシウスが言います。

忙しなくパタパタと屋敷の中に入ると、

豪華なエントランスに胸がときめきます。

わぁ、なんて素敵・・・

その時、パタンとドアが閉まります。

しまった!

公爵様に名乗ってない・・・

なんて失礼なことを・・・

とキャスライトが思っていると、

いきなり壁ドンされます。

そして、

お前は誰だ?

俺がよこせと言ったのはお前ではない。

伯爵令嬢チェリアリア・アル・オブリュースはどこだ?

とジルカシウスが言います。

あ、あの・・・それがっ!

とキャスライトが説明しようと、

前のめりになった拍子に、

ジルカシウスの前髪が揺れ動きました。

左目が見えた瞬間、

キャスライトは身が縮み上がりました。

ひっ・・・

キャスライトは腰を抜かしてしまいます。

チッ!

ジルカシウスは舌打ちをすると、

左目を隠して、

この女から話を聞いておけ!

と執事のカーネルに言い付けました。

お嬢様、どうぞこちらへ

とカーネルが言います。

あれは・・・とキャスライトが言うと、

あの顔のアザは・・・

ケガレの残滓でございます。

とカーネルが丁寧に答えてくれるのですが・・・!?

『虐げられ令嬢とケガレ公爵~そのケガレ、払ってみせます!~』1話 感想

気になることがいっぱいあって、先が気になるお話でした。

ジルカシウスの豪華な屋敷に入ってすぐに壁ドンされるシーンは、スピード感があって、キャスライトの必死さも伝わり、ワクワクドキドキで面白かったです。

*まとめ*

『虐げられ令嬢とケガレ公爵~そのケガレ、払ってみせます!~』1話のネタバレを紹介しました!

虐げられて育ったキャスライトですが、身代わり婚をしたことで何かいいことが起こりそうな予感がしてワクワクします。

ジルカシウスとキャスライトの絡みが楽しみです!

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