『君がブルーバード』 5話では…
柑奈が高1でアイちゃんが中2の頃に戻って恋愛をやり直そうと考えた二人は動物園でのデートを楽しみます。
改めてアイちゃんのことが好きだと自覚した柑奈は動物園から帰った後もアイちゃんと離れたくなくなります。
隣の玄関に入ろうとするアイちゃんに「あのさぁ」と言った柑奈は…。
『君がブルーバード』6話のネタバレを紹介します!
『君がブルーバード』6話ネタバレ!
少し寂しくて物足りないと思った柑奈は、アイちゃんをぐいっと引き寄せてキスをします。
そして、赤面しながら「おやすみ」と言って自分の部屋へ。
後で晩御飯って言ったのに、おやすみって…、と思うアイちゃんでしたが、アイちゃんの方も赤面しながら昔のことを思い出します。
柑奈のことを女の子と意識し始めたのは中学生の頃で、高校の制服を着た柑奈に追いつきたくても無理だったことを思い出します。
柑奈が当時の彼からもらったと思われるネックレスをしていたり、マンションの下まで車で送ってきてもらっているのを見たり…。
でも今は、見るだけだった場所にやっと自分は辿り着けたのだとアイちゃんは思うのです。
その夜、柑奈と共に夕食を食べるアイちゃんは先程のキスが恥ずかしくて仕方がない柑奈に「俺は好きだよ、ああいうのも。」と言います。
そして「クリスマスってどうする?もうすぐじゃん」と続けます。
柑奈は「初めてだね。大人になってからアイちゃんとクリスマスするの」と言うと…。
「恋人になってからでしょ」と、すかさずアイちゃん。
恋人という響きに赤面する柑奈でしたが「そうだね、恋人っ」と返します。
アイちゃんは心の中で、柑奈は自分と過ごすクリスマスを楽しみと思ってくれてるのかな…
せめて今までの恋人と同じくらいには…と思うのです。
すると、柑奈は「アイちゃん、大丈夫だよ。クリスマス楽しみだね」と笑顔で言います。
アイちゃんは、もう自分は柑奈の脇役じゃないと確信するのです。
二人がクリスマスを楽しみにしている中、セーラはアイちゃんが柑奈の世話を朝晩していることに納得ができない様子でいました。
「アイって手間のかかる相手が好きだよね」とセーラが言うと、アイちゃんは「手間がかかるから愛着がわくんだよ」と返します。
何かボソッと呟くセーラ。
セーラが帰宅すると、弟のハッチ(春一)が保育園で作ったツリーとシッターさんが作ったサンタを前にしてジングルベルを歌っていました。
シッターさんが帰った後、ハッチは「このサンタさん、にせものだよ」と言うのです。
不思議に思うセーラ。
本物のサンタはクルクルした黒い髪の毛でセーラも一緒にケーキを食べたじゃん、とハッチは言うのです。
どうやらハッチはアイちゃんやセーラとクリスマスをしたことを覚えているようで…。
幼いハッチのために、アイちゃんが怖がらないようにとサンタのヒゲを付けずにいたり、ハッチでも食べられるように食パンでケーキを作ってくれたり…。
すると、セーラはとっさに「秘密なんだよ」と優しく言います。
サンタの正体は秘密だから誰にも言っちゃダメだよ、と。
「わかった、すげー」と言うハッチ。
その時、「ただいまー」と言う声が。
ハッチはすぐさま「おかーさんだ、おかーさんみてー」と駆けていきます。
ハッチのクリスマスの思い出にアイちゃんがいる…、複雑な表情になるセーラ。
クリスマスイブ当日、箪笥から下着を出しっぱなしの柑奈の部屋にアイちゃんが「メリークリスマス」と入ってきます。
動揺する柑奈にアイちゃんは一言、「俺的には紫っぽいやつが好き」と。
「わかった」と柑奈。
ご飯すぐできるから、とアイちゃんは部屋を出ていきます。
部屋を出た後、顔が熱くなるアイちゃん。
二人は食事を済ませて、お互いに夜になるのが待ち遠しい様子で一日が始まります。
そして、夜に向けて…。
アイちゃんは柑奈とのディナーの準備をしていました。
柑奈の方は、仕事が終わったらアイちゃんにメールをすることに。
準備をしているアイちゃんのもとに思ったより早く着信音がなります。
柑奈だと思い込んでみるとセーラからで…。
玄関先にはセーラがハッチを連れながら大荷物を持っていました。
「アイ、ごめん。ハッチ連れて他に行けるところなくて。」とセーラ。
セーラとハッチをみて驚くばかりのアイちゃんにセーラは「家出してきた」と言うのです。
一方柑奈は仕事が終わって、アイちゃんに「今から帰る」とメールを送り…。
『タイトル』6話の感想
柑奈とアイちゃんが恋人になっていくのが読者の私もとても嬉しくて、早くクリスマスにならないかなぁとお話に浸っていました!
この二人にはこのまま一緒になって欲しいです。
アイちゃんは待ち望んだ柑奈の恋人になれて本当に嬉しかったと思います。
柑奈がアイちゃんを好きな以上にアイちゃんは柑奈を好きなんだと思うんですね。
「もう柑奈の脇役じゃない」
という言葉から今までどれほど恋人として柑奈の隣に居たかったのかが伝わってきました。
一方で、セーラがとても気になりました…、というより心配になってしまいました。
きっとセーラはこれまで色々と我慢を重ねてきたのだと思います。
ハッチの記憶の中に、幼いながらもアイちゃんと過ごしたクリスマスが残っていたことを知ったセーラはどんな気持ちだったのでしょう…。
咄嗟に出た「秘密なんだよ」という言葉がセーラのハッチへの気遣いが感じられてとても切なくなりました。
セーラだってまだ高校生なのに…。
アイちゃんの「手間がかかるから愛着がわく」という言葉を聞いた時にセーラがボソッと何か呟いたんですね。
何を言っていたのかとても気になります。
私の想像ですが…セーラはお母さんに頼らず、ハッチの面倒もよく見るしっかり者で、アイちゃんと義理の親子として過ごした日々もアイちゃんに迷惑がかからないようにと頑張ってきたんだと思います。
でも、本当はまだまだ甘えたかったんじゃないでしょうか。
子供らしく、好きなように振る舞いたかったんじゃないかな、と。
自分の気持ちを押し殺して過ごしてきたのではないか、と。
別居するようになって、柑奈の世話をするようになったアイちゃんに「手間がかかるほど愛着がわく」という言葉を聞いたら…。
本当は自分だって手間がかかる存在でいたかった、自分ももっと甘えたかった
と思ったでしょうね。
*まとめ*
『君がブルーバード』6話のネタバレを紹介しました!
帰宅した柑奈はセーラとハッチがいてものすごく驚くのだと思います。
そして、勘のいいセーラはアイちゃんと柑奈が恋人としてクリスマスイブを過ごそうとしていたことに気づいてしまうのではないでしょうか。
空気を読んだセーラがどんな行動に出るかは分かりませんが、おそらくアイちゃんよりも柑奈の方がセーラの不満や不安を解いてあげるようにするのではないでしょうか。
柑奈やアイちゃんと同様、セーラとハッチにも素敵なクリスマスが過ごせたらいいなぁと思います。
今後のお話がとても楽しみです。
