ファンタジー

事なかれ令嬢のおいしい契約事情【ネタバレ1話】動き出した運命

『事なかれ令嬢のおいしい契約事情 ~婚約破棄をされたら、王太子殿下とごはん屋をすることになりました!?~』 私は石・・・そう自分に言い聞かせてずっと耐えてきたルティは夜会で婚約破棄を言い渡されます。行き場を失ったルティは美青年に助けられますが、彼が王太子殿下だと気づくと連行されてしまい・・・!?

夜会で初対面した婚約者にはすでに隣に女性がいて、結婚はしてやるが与えるのは

妻という名だけだと言われてしまいます。貧乏な伯爵家で育ったルティは資産のある

男性と結婚しなければならないのですが・・・!?

『事なかれ令嬢のおいしい契約事情 ~婚約破棄をされたら、王太子殿下とごはん屋をすることになりました!?~』1話のネタバレを紹介します!

\最新話★独占先行配信中!!/
BookLive公式サイトへ

スポンサーリンク

『事なかれ令嬢のおいしい契約事情 ~婚約破棄をされたら、王太子殿下とごはん屋をすることになりました!?~』1話 ネタバレ!

ねぇいいことおしえてあげる。

まだ幼い少女が少年に言います。

いやだって言えないときは、こっそりやすむの。

少女は少年の頭を撫でます。

やすんだらげんきになる。

げんきになったら、やさしくなれるよ。

がんばっててえらいね。

そう言って少女は微笑むのでした。

そして・・・

ある夜会での出来事です。

お前のような地味な女が私のそばに寄るんじゃない!

結婚はしてやるが、勘違いするなよ!

周囲がざわつきます。

これが私と婚約者の初対面でした。

お前に与えるのは妻という名だけだ

こんなに大勢いる場所で、ひどいことを言うなんて、

普通はありえません。

おい、聞いてるか?

私は、雨に打たれても負けない

グッと我慢して耐えるしかありません。

婚約者はすでにキャロルという派手な

パートナーが隣にいるのでした。

あら、ひどいドレスね・・・

キャロルがクスっと笑いながら言いました。

まったく地味な上に話すこともできないのか

私は本当に不幸だな

と婚約者が呆れ顔で言います。

自分の人生はずっとこれが続くのでしょうか・・・

流石にため息が出そうになります。

その上、その場にいた父と母は、

器量のない娘でお恥ずかしい・・・

本当に情けない娘で・・・

と言いました。

でも仕方がありません。

これが私の役目なのです。

私が生きて来た理由・・・

それは、

貧乏な伯爵家に生まれたために、

資産のある男性と結婚することなのです。

ほら、お前も挨拶しなさい。

そうよ、大人しく言うことを聞いてればいいの

と父と母が言います。

「私は名ばかりの妻で構いません。

分はわきまえております。

よろしくお願いします」

ただそう言えばいいのです。

でも、それで本当にいいのでしょうか?

今、この男に服従したとして、

今後もっと大変なことになることは、

目に見えています。

石のように耐えるのは慣れています

今までずっとそうだったから・・・

しかし、

・・・めんどくさい

口からこぼれ出した言葉でした。

婚約者が激怒します。

・・・なんて失礼な女だ!

お前のような地味な女が!

立場をわきまえろ!

すると両親が慌てます。

おいっ、今のは間違いだろ?早く謝りなさい!

そうよ、ほらルティ!

しまった・・・

ルティも内心焦ります。

折角今まで反抗せずに生きて来たのに・・・

ルティは政略結婚が嫌なわけではありません。

なぜなら心が優しいわけでもないし、

争い毎が嫌いなわけでもないからです。

何よりも平静を愛しています。

だからなのです。

私は事なかれ主義なのです。

でも、これ以上見せ物はごめんです。

謝るしかありません。

初めて出た本音だったけれど、

私が何を言っても分かってもらえるはずがありません。

すると、

美しい男性が現れてルティの手を取り、

抱き寄せました。

こんなに大勢の前で、

女性にそんなこと言うのはよくないよ。

彼が言いました。

不思議な色の瞳をした男性でした。

ルティをその場から連れ出します。

婚約者はカンカンに怒ってます。

おい待て!婚約破棄だ!

そう怒鳴りつける婚約者にルティの父がすがりつきます。

待ってください。

申し訳ありません、不出来な娘で・・・

ルティの父がそう言うと、

婚約者は手を払い退けて突き飛ばします。

尻餅をついた父に向かって、

絶縁だ!二度と家には上がらせないからな!

と婚約者は言うのでした。

すると父は、

お前なんか娘ではない!

とルティに言いました。

美青年は繋いでいたルティの手を

ぎゅっと握り返してこう言いました。

すまない・・・

どうして・・・

この人が傷ついた顔をするんだろう?

ルティは不思議に思うのでした。

いろんなことが一気に起こって、

事なかれ主義のルティは、

一度に飲み込めないくらい、

戸惑っていました。

美青年の従者が戻って来ると、

ルティの両親が会場を出て、

すでに馬車が出て行ったことを告げます。

ルティは置いていかれたことで、

本気で勘当するする気なのだとわかりました。

夜会会場から今で、

馬車で3時間ほどかかります。

ルティは帰る術を失ったのです。

頼るつてもありません。

たった一言、本音を漏らしただけで、

今夜から住む場所も寝る場所も

無くなってしまいました。

すまない、僕のせいだ。

君は耐えようとしていたのに。

僕が出たせいで余計こじれてしまったね。

と美青年が言います。

いいえ、少なくとも私はこれで

良かったんだろうって思ってます。

とルティは答えます。

私が本音をもらしたから、

石になりきれなかったからなのです。

この人が悪いんじゃないと思うのでした。

それに、

もし今日耐えられたとしても、

今後一生耐えられるとは思いません。

美青年はひどく心配していますが、

ルティはそうでもありません。

貧乏伯爵家だったルティの家は、

屋敷だけは大きいのですが、

使用人を雇う余裕もなく、

自分のこと、さらには父母の世話も

しなければなりませんでした。

ですので、伯爵令嬢であっても、

ほとんどのことは一人で出来ます。

これならば街でも普通に生きていける気がします。

ルティは、

今日はどこか安全なところで夜を明かして、

お金はこのドレスと宝飾品を売って作り、

あとは住み込みで働けるところを探そうと思います。

と言うと、

美青年がそれは危ないよと言います。

しかし、ルティは前向きです。

すると、

君のその前向きさは素敵だと思う。

その代わり僕に街での生活を

手伝わせて欲しいと美青年が言いました。

ルティの事情に手を出した罪滅ぼしだと言うので、

今日の宿だけお世話になろうと思った時でした。

美青年のつけているブレスレットに目が止まります。

星形のチャームがついたブレスレットは、

王太子殿下がいつも身に付けているものです。

あの・・・王太子殿下がなぜここに?

とルティが質問します。

噂では髪は金色で、

目は王家が持つ特有の青のはずですが、

この人は黒髪だし、

不思議な色のついたメガネのせいで、

瞳に色は分かりません。

それに王太子殿下は王都の王宮にいるはずですので、

こんな夜会に出ているはずがありません。

じゃ一体この人は・・・誰?

すると、

いきなりルティは手を後ろに回されます。

「二度とこの地は踏めないと思え!」

呪詛のような声が聞こえて来ました。

美青年の方を見ると、

すまない・・・

と言います。

謝られるのは二度目です。

でも一番目のよりも重い感じがします。

従者に担がれたルティは、

そのまま馬車に運び込まれます。

ルティーリア・リーブ(20歳)

茶色の長い髪と

ちょっとだけ自慢のエメラルドグリーンの目、

事なかれ主義を貫き、

石として生きて来たのに、

気がつけば王都へと旅立つ馬車に乗り、

連行されるのでした・・・!?

『事なかれ令嬢のおいしい契約事情 ~婚約破棄をされたら、王太子殿下とごはん屋をすることになりました!?~』1話 感想

とってもかわいそうな境遇のルティでしたが、救ってもらえて良かったです。

ルティの運命が動き出しのは、「めんどくさい」と自分の本音を言えたシーン

からだと思いました!何かしらのアクションが変化をもたらすものですね!

*まとめ*

『事なかれ令嬢のおいしい契約事情 ~婚約破棄をされたら、王太子殿下とごはん屋をすることになりました!?~』1話のネタバレを紹介しました!

謎の美青年に連れ去られてしまったルティですが、王都で一体何が起こるのか

楽しみです!子供の頃の話と繋がるのでしょうか・・・!?

\今すぐ無料で試し読み!!/
BookLive公式サイトへ

\画像クリックで無料試し読み/
\画像クリックで無料試し読み/