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事なかれ令嬢のおいしい契約事情【ネタバレ3話】『ポーリーポーリー』

『事なかれ令嬢のおいしい契約事情 ~婚約破棄をされたら、王太子殿下とごはん屋をすることになりました!?~』 私は石・・・そう自分に言い聞かせてずっと耐えてきたルティは夜会で婚約破棄を言い渡されます。行き場を失ったルティは美青年に助けられますが、彼が王太子殿下だと気づくと連行されてしまい・・・!?

クシュト王太子殿下から”王都に来て新しく開く店を手伝って欲しい”と頼まれたルティ。

ありがたいことに住まいと仕事の両方を手に入れたルティですが・・・!?

『事なかれ令嬢のおいしい契約事情 ~婚約破棄をされたら、王太子殿下とごはん屋をすることになりました!?~』3話のネタバレを紹介します!

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『事なかれ令嬢のおいしい契約事情 ~婚約破棄をされたら、王太子殿下とごはん屋をすることになりました!?~』3話 ネタバレ!

思わず出た本音から、

婚約破棄騒動に発展してしまい、

家族に断絶された私を救ってくれたのは、

王太子殿下でした。

一夜明けてベッドの上で目を覚ましたルティは、

気づけばすごいことになってしまったと

しみじみ感じるのでした。

まさか王太子殿下と契約することになるなんて、

思いもしませんでした。

あの後、

王太子殿下のクシュトさんに案内されたのは、

騎士団の横、路地奥にある、

小さな一戸建てでした。

建物は一階が店舗で、二階が住宅になっています。

寝室が2部屋と暖炉が備えられた居間があります。

全て一人で使用していいなんて、

すごく贅沢をしている気分になります。

店ははじめから従業員を雇うつもりだったようで、

寝室にはすでに家具が搬入されていました。

それから無一文だった私が、

王都の町で過ごしていけるように、

生活に必要なものは、

クシュトさんがすぐに手配してくれました。

もし街で住み込みの職を探していたら、

とても大変だったはずです。

クシュトさんのおかげです。

本当にありがたいと思うのでした。

ルティは手慣れた手つきで身支度を整えていきます。

これからはあの無駄に広い屋敷を

掃除しなくてもいいし、

買い出しに行く必要もありません。

食事の片付けも、庭の雑草抜きもです。

何より残り物みたいな食事ではなくなりました。

毎日夜に寝て、朝に起きられます。

ゆっくり寝られることの幸せを

噛み締めている時でした。

おい!いるか!

ジェラルドの声がしました。

慌てて一階に降りて行くと、

クシュトも来ていました。

いきなり王都に来て大変だと思うけど、

困ったことはない?

とクシュト王太子殿下が言います。

大丈夫です。

色々とお心遣いをいただいて、

すごく助かっています。

それに両親といた時よりも、

今の方がゆっくりさせてもらってるので、

本当に感謝しています。

とルティが言います。

元気そうでよかったとクシュトが言いました。

なかなか様子を見に来ることができなかった

クシュトですが、

今日は開店準備にやって来ました。

まずは看板をかけるところから

取り掛かります。

ジェラルドが看板を持って来ました。

そこには、

『polly polly』と書かれています。

店の名前はポーリーポーリーで、

クシュトが考えたものでした。

『ポーリー ポーリー』は想い人にちなんで

考えられたもので、

この店は殿下の想い人への気持ちの表れなんだと

ジェラルドがドヤ顔で説明します。

すると、クシュトがジェラルドを制するように

慌てふためきます。

クシュトが焦るのは、

前に馬車でも同じようなことがあったのを

ルティは思い出すのでした。

確かに、

店名が恋にまつわることだと

バラされれば恥ずかしくもなります。

でも大丈夫、ルティはちゃんと分かってます。

このことは他言無用ですね!

と言ってルティは微笑みます。

ジェラルドとルティは二人で看板をかけます。

ルティも脚立に登って看板をかけると、

ピッタリでした。

こじんまりとした素朴な一軒家に、

『ポーリーポーリー』という

可愛い店名がマッチしてるいるのでした。

お次は店内の準備です。

ルティはすでに店内の清掃をしたりして、

2度ほど入ったことがありました。

そうか、初めてじゃないんだ。

できれば僕がルティを最初に

案内したかったけど仕方ないか・・・

とクシュトが言います。

ルティはえ?と一瞬戸惑います。

クシュトは王太子殿下で、

ルティの雇用主でもあります。

しかし、一度も命令はしません。

ふわふわの笑顔でちょっと頼りなく見えるけど、

それだけではないのだろう感じます。

すごい人なんだよね・・・

とルティはクシュトの後ろ姿を

見つめながら思うのでした。

さて、ルティ!とクシュト言います。

すると、

カランカランと店の入口のドアの鐘が鳴り、

ここが僕達の店だよ

とクシュトが言いました。

・・・私たちの店

そう言って店内に足を踏み入れたルティは、

店内の美しさに心を奪われました。

何度かお店には入ったけれど、

改めて見てみると、

所々にセンスが感じられるだけではなく、

どこか温かい雰囲気もあります。

それはまるでクシュトさんのようでした。

お次は店の説明です。

お店の役目は情報収集です。

お店で情報を集めるというよりも、

お店を拠点にすることで、

街の情報を集めやすくなるし、

不自然さもなくなるということですね?

とルティが言うと、

その通り!

店が評判になれば、

調査対象が手を出してくる可能性も

高くなるからね。とクシュトが言います。

するとジェラルドが、

思ったより賢いんだな。

こんなんでも伯爵令嬢ってことか

と言って憎まれ口を叩きます。

ルティはジェラルドが言うことも

もっともだと思うのでした。

貧乏伯爵令嬢で、

夜会で事件を起こした私を見ていれば、

何も考えていないと思われても仕方ありません。

伯爵家は貧乏だったから、

家庭教師をつけてもらったことはありません。

体面があるから庶民の通う学校にも通えませんでした。

ルティにとっての勉強は、

家にある本を自分で読むだけの日々でした。

その知識だけで補えるとは思っていませんが、

面倒事を回避するために、

先を読んで考えることはずっとやめませんでした。

ルティはここで暮らしながら、

お店で料理を運んだり、

お客さんを案内したりして欲しいと言われると、

少し安心するのでした。

どんな仕事か分からなかったので、

もっと危険なことがあるのかと

覚悟をしていたのでした。

安心して、

そんなことは絶対起こらないようにする。

ルティに危険が迫ることはないと約束するよ。

とクシュトが言います。

クシュトが王宮から離れられないときは、

今まで通りジェラルドが来てくれることになりました。

困ったことがあればなんでも言ってほしい

クシュトは言いますが、

ジェラルドは気が乗らない様子です。

俺はお前が危険でもどうでもいいけどな

とルティに言います。

こう言ってるけどジェラルドは、

クシュトに言われたことは、

ちゃんとこなすようです。

ルティは、

大丈夫です。この3日間なんだかんだ言っても

とても助かっています。

多分ジェラルドさんはクシュトさんから

離れるのが嫌なだけだと思うので・・・

と言うと、

そうだよ!

俺はリーン殿下といたいんだ!

俺がいない間にリーン殿下に何かあったら

俺は生きていけない!

リーン殿下は俺の全てなんだ!!

とジェラルドは興奮気味にまくしたてるのでした。

すると、

ジェラルド、僕を見て。

僕は今、どんな顔をしてる?

とクシュトが言いました。

困っておいでです

冷静さを取り戻したジェラルドがそう答えます。

ここは王宮じゃない。

僕のことは「殿下」と呼んで欲しくない。

とクシュトが言うと、

ジェラルドは反省します。

そして、

ジェラルドが僕を心配してくれてるのは

十分分かってるつもりだよ。ありがとう。

と言ってクシュトは優しくジェラルドに

ボディタッチをします。

まるで飼い主と猛獣のようだとルティは感じました。

気を取り直して、

開店に向けて設備や備品のを見ていきます。

ルティはちょっとだけ周りを探索してもいいですか?

言います。

クシュトは危なくないかと心配しますが、

ルティは街の人とのやりとりが得意でした。

それに今までも日用品や食料を買い出ししていました。

普通の伯爵令嬢ならば、

自分の服や装飾品の買い物をすることがあっても、

自分で買い出しに行くことはありません。

むしろルティはそういうものは買ったことがありません。

使用人がいないので、

生活に必要な買い出しはルティがしていたのでした。

それを聞いたジェラルドは、

お前大変だったんだな・・・

と同情します。

伯爵令嬢としては品がないし、

馬鹿にされてもおかしくありません。

でもルティにとっては、

生きるためにしていたことなので、

なんと言われようがどうしようもありません。

微妙な空気になってしまったので、

適当に話を終わらせるには・・・

とルティが探っていると、

君は・・・

ルティはとても頑張っていたんだね

と言ってクシュトがルティの手を握ります。

ルティは戸惑います。

自分の境遇を嘆くわけでもなく、

そうやって前向きに考えられることは、

本当にすごいことだと思う。

とクシュトが言いました。

ルティは今までそんなふうに

言われたことはありませんでした。

・・・ありがとうございます

だって私にとって、

そうすることが当たり前だったのですから。

『ルティ 頑張ったね すごい』

たったそれだけの言葉なのに、

なんでだろう・・・

クシュトさんが言うと、

とても温かかく心に沁みていきます。

あ、あの・・・ということで、

ちょっと周りを見てきますね

と言ってルティは店を出て行きました。

一応お礼の言葉を言ったけど、合ってたかな・・・

変じゃなかったかな・・・

声震えてなかったかな・・・

こんなに焦るとは思わなかったし、

正直、何に焦ってるのかもよくわかりません。

さっきの手を握られた感触や、

『ルティはとても頑張っていたんだね』という

クシュトの言葉が頭から離れません。

しっかりしなければと

両頬をパチンと叩いて引き締めます。

ルティの胸はドキドキと高鳴ったままですが

立地の確認へと出かけていくのでした。

『事なかれ令嬢のおいしい契約事情 ~婚約破棄をされたら、王太子殿下とごはん屋をすることになりました!?~』3話 感想

『ポーリーポーリー』はとっても素敵なお店でした!

特に「ここが僕達のお店だよ」と言ってタシュトが店を案内するシーンは胸が

ワクワクしました!

*まとめ*

『事なかれ令嬢のおいしい契約事情 ~婚約破棄をされたら、王太子殿下とごはん屋をすることになりました!?~』3話のネタバレを紹介しました!

開店準備が整い、いよいよお店のオープンです。どんなお客さまたちがやってくるのか

楽しみです!!

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