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無口な公爵令嬢と冷徹な皇帝【ネタバレ2話】ハムとパイ

『無口な公爵令嬢と冷徹な皇帝~前世拾った子供が皇帝になっていました~』
幼い頃に自分の命の恩人を殺され、心に深い傷を負った皇帝陛下アレクセイは、今度の舞踏会で妃選びをします。その舞踏会に前世の名残りでひどい訛り言葉で喋る公爵家長女エレオノーラが出席することになったのですが・・・!?

今度の舞踏会で妃を選ばなければならいアレクセイ。しかし、幼き頃に目の前で殺され

てしまった命の恩人である彼女のことを忘れられずにいるのですが・・・!?

『無口な公爵令嬢と冷徹な皇帝~前世拾った子供が皇帝になっていました~』2話のネタバレを紹介します!

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『無口な公爵令嬢と冷徹な皇帝~前世拾った子供が皇帝になっていました~』2話 ネタバレ!

ウィリデス帝国の若き皇帝

アレクセイ・グラキエス・ウィリデス

”悪魔の皇帝”とも名高い彼は、

6歳の時に当時の皇后によって殺されました。

アレクセイの生みの親は、隣国の巫女姫でした。

彼女はアレクセイを産んだ後亡くなり、

その後すぐに新たな皇后反皇帝派貴族から迎えられました。

そしてその皇后こそが、

血の繋がった我が子を皇帝にすべく、

邪魔なアレクセイを始末したのでした。

アレクセイは避暑地の宮殿に向かっている途中、

「土砂崩れに巻き込まれて」亡くなったとされていました。

皇后の計画がいつも簡単に達成されたのは、

当時反皇帝派が圧倒的な力を持っていたからでした。

そして・・・

衣類を剥ぎ取られたアレクセイの遺体は、

魔獣が巣食う森に捨てられたのですが、

巫女姫の母親が今際の際に与えた加護により、

アレクセイは蘇りました。

しかし、

無防備なアレクセイの目の前に魔獣が現れます。

アレクセイの何倍も大きな体をした熊のような魔獣は、

唸り声をあげてアレクセイに近づきます。

来るなぁ!

アレクセイはすぐに魔獣に襲われて死んでしまいました。

ですが、

夜が明け朝日を浴びるとアレクセイは蘇ります。

そして、翌日も同じように魔獣に食われ死にました。

とうとう三度目の死と蘇りを迎えた朝・・・

アレクセイが目を開けると不思議な生き物がそこにいました。

なしてこんなとこに人間の子供がいるっぺ?

二足歩行ですが肌は緑色でブヨブヨしています。

また殺されると思ったアレクセイはガタガタを震えます。

おめさー!!めんこいな。

そう言って変な生き物は微笑みます。

こんな可愛い子は初めて見たと良い、

裸のアレクセイに布を巻いてくれました。

変な生き物はエプロンスカートのようなものを履いています。

女の人かもしれないとアレクセイは思いました。

するとガサッという草むらをかき分ける音がすると、

熊の姿をした大きな魔獣が現れました。

魔獣はゔぅーと唸り声をあげます。

また殺されると思ったアレクセイは顔が真っ青になります。

変わった生き物はアレクセイの前に両手を広げて庇うと、

こら!おめこんなめんこい子を食うつもりか!?

そったらことしたらおめを殺して鍋にすっぺ!!

と言いました。

すると熊の魔獣はしぶしぶ森の中へと帰って行きました。

もう大丈夫だっぺ。オラがおめをを守るだ。

そう言ってアレクセイの頭を撫でます。

アレクセイの目からは大量の涙が溢れ出しました。

アレクセイは変わった生き物におんぶされて森の中を進みます。

おでこから2本の角が生えたうさぎが二人の後ろをついて来ます。

怖くなったアレクセイはぎゅっとしがみつきます。

変な生き物はずっとアレクセイをトントンして、

安心させてくれているのでした。

すると、

変な生き物とアレクセイの周りには、

2本角のうさぎやら虎が集まっていました。

おめたちいい子にしてたか?

今日母ちゃんなめんこい子供を拾っただ。

おめたち悪いけど、

しばらく母ちゃんのとこに遊びに来ねぇでくれ。

おめたちの仲間にもそう伝えるんだぞ

その日までいい子にするっぺよ。

母ちゃんとの約束だっぺ。

そう言うとうさぎたちは帰って行くのでした。

そして二人は森の中の洞窟へと入って行きます。

名前を聞かれたアレクセイは、

・・・事情があって名前は言えない。

僕が生きてることを知られたら殺される

と言います。

すると変な生き物は、

おめ喋れたんけ!いがった!綺麗な声だっぺ!

と言って喜びます。

そしてアレクセイの汚れた体を綺麗に拭くと布を巻き、

驚いたっぺな。怖かったっぺな。

でももう大丈夫。オラがついてるだ。

と言ってそっと抱きしめるのでした。

アレクセイは堪えていた涙が溢れ出します。

僕は助かったの?ここにいていいの?

と泣きながら言うと、

もちろんだっぺよと言って、

ギュッと抱きしめてくれるのでした。

アレクセイを拾った謎の生き物は、

名も無い人間の女性でした。

彼女には家族がいません。

だからみんなの母ちゃんになりたくて、

魔獣たちには母ちゃんと言っていました。

そしてアレクセイの名前はハムとつけました。

食べたことはないけれどほっぺが落ちるほどうめぇと

聞いていたので、ほっぺが柔らかくて落ちそうな

アレクセイはハムと名づけることにしました。

アレクセイはとても気に入ります。

あなたのことパイって呼んでもいい?

とアレクセイが言います。

アレクセイの大好きなお菓子の名前です。

オラは食ったことねぇけど、すんげぇうめえんだろうな!

とパイが言います。

こうしてアレクセイはハムという新しい名で、

帝都ケントルグラードから馬車で20日ほどかかる

魔の森で暮らすことになりました。

人間がほぼ住んでいない周辺は、

時折魔獣が出没するため、

森の東西南北には魔獣討伐専門の騎士団駐屯地が置かれています。

パイは貧しい村に生まれ、

生まれた時から緑でブヨブヨしていました。

そのせいで家族は村八分となっていたのです。

だからパイは十二になった時に村から出ました。

たった一人、ナイフだけを持って人のいないところに

行こうと思ったのでした。

そしたらこの森に辿り着いたのだと言います。

でもこの森には動物がいます。

動物はええ!オラを怖がらんし、

どんな子でも言ってることが大体わかるだ!

とパイは言います。

それに賢い動物はオラと話ができるんだっぺ

グリフォンにはオラも色々教えてもらっただ

とパイが言うと、

グリフォン!?

ハムが食いつきます。

グリフォンは幻の生き物だと聞いて知っていました。

グリちゃんはオラが出会ったどの動物よりも

オラよりも賢いんだべ!

とパイが言います。

驚くことにパイはこの森に居着いて

10年ほど経つといいます。

10年もひとりぼっちだなんて・・・

とハムが同情すると

ひとりぼっちじゃないっぺよ!

オラは母ちゃんになってたくさん子供ができたっぺよ!

それに村の暮らしよりずっといいのだと言います。

誰もオラのこと嫌わん・・・

ハムちゃんもオラの家族になってくれるか?

とパイが言います。

オラ、バケモンだけどハムちゃんの嫌がることはせん!

いいよ、僕パイの家族になるよ

とアレクセイは答えました。

こうして「パイ」と「ハム」の二人は、

魔の森で穏やかに過ごして行くのですが・・・!?

『無口な公爵令嬢と冷徹な皇帝~前世拾った子供が皇帝になっていました~』2話 感想

素敵な出会いでした。パイの言動が温かくて、優しくて、頼もしくて、どれほど

アレクセイを心強くしてくれたのか分かりません。

*まとめ*

『無口な公爵令嬢と冷徹な皇帝~前世拾った子供が皇帝になっていました~』2話のネタバレを紹介しました!

アレクセイにとってどれほどパイとの出会いが重要だったか分かりました!

いよいよ舞踏会で妃選びが始まりますが、エレオノーラとどうやって出会って

行くのか楽しみです!!

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