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Ω令嬢、情欲の檻(おり)【ネタバレ4話】抑制剤が効かない

『Ω令嬢、情欲の檻(おり)~大正絢爛(けんらん)オメガバース~』
瑛司を狂おしいほどに恋しいと思った紗代の夢の中に瑛司が現れ、激しく交わります。

そして、父・勝敏に”コイツなんか”という思いを抱くと、父は吐血しそのまま倒れてしまい!?

『Ω令嬢、情欲の檻(おり)~大正絢爛(けんらん)オメガバース~』4話のネタバレを紹介します!

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『Ω令嬢、情欲の檻(おり)~大正絢爛(けんらん)オメガバース~』4話 ネタバレ!

父・勝敏は一命を取り留めましたが、予断は許さない状況でした。

しばらくは病院で安静にすることになりました。

医師の説明が終わると、勝敏の妻である天花寺文乃がカツカツとヒールの音響かせて紗代に近づくと思いっきり平手打ちをしました。

紗代が床に倒れますが、文乃は構わず怒鳴りつけます。

お前がいればいつかこうなるって、旦那様には散々言ってたのに!!母子そろって疫病神よ!!この人殺し!!

姉さんが犯人だという証拠はありませんと言って、瑛司が止めに入りました。

この子が勝敏さんに毒を盛ったに決まってるわ!!瑛司さんにべったりだったものね。眞田けと結婚したくなくてやったのよ!!

そう文乃は興奮気味に言いました。

・・・やってない、でも紗代は一瞬でも不幸を望んでしまいました。

それで、目の前で倒れて・・・私がやってないなどと言えるの・・・!?

紗代やジンジンと痛む頬を手でおさえます。

瑛司は警察に調べてもらえばわかると言いますが、文乃はこんな醜聞を公にしたくありません。

天花寺の家名に傷がつきます!!分家は黙ってなさい。これは本家の問題です!と文乃が声を荒げます。

それでも調べてもらいますと瑛司が冷静に話します。

天花寺じゃない紗代1人を突き出せば済む話よ!と言って文乃は紗代の襟元を掴んで引っ張ります。

瑛司が紗代を守ようにしてスッと隣に立つと、許可できませんと言いました。

これより天花寺家の采配は、瑛司の意向が必要になります。

天花寺の現当主が倒れた今、当主代理は天花寺家の血筋で成人済みのαの男性になります。

本家の長男である勝は、成人前になるので当主代理にはなれません。

分家であっても、既に事業家であり次期分家当主瑛司が天花寺家本家の当主代理となるのでした。

つまり本家の決定権は瑛司にあるということです。

俺の許可なしに物事は進めないように・・・と瑛司が言います。

19歳の勝は悔しがります。

瑛司っ!母さんは天花寺家当主の妻だぞ!と勝が言います。

だから何か?たとえ醜聞になろうとも、天花寺家の行く末を思えばこそ、自分達の手で公にした方が、世間的にも良いのでは?当主の意向が気に入らないのでしたら、ぜひ弁護士を立てて正当に抗議してくださいと理路整然に瑛司は言うのでした。

悔しさで顔を歪ませた文乃は怒って部屋から出て行きました。

勝が追いかけます。

すると、ドアの外に瑛司の婚約者である澄沢静子が立っていました。

静子は気が立ってる文乃と勝にびっくりします。

花束を持って病室に入って行きます。

瑛司は家で待つように静子に言ってありましたが、勝敏おじ様が倒れてしまわれたと聞いて、じっとしていられずにやって来たのでした。

病室のドアの前でぶつかりそうになった勝が謝ります。

静子さん、すまない、怪我は?

ふふ、大丈夫ですよ、勝さん。本当にお優しいのねと静子がいうと、勝は照れて顔を真っ赤にするのでした。

あなたが心配で来たのよ、瑛司と言って静子は英紙の腕に絡みつきます。

色々忙しくなるでしょ?夫を助けるのは妻の役目、あなたのために、天花寺家の妻にふさわしい振る舞い方を覚えたのよ?ここで活かさなくちゃと言って媚を売ります。

それをすぐそばで見ていた紗代は、瑛司さんに近づくな!!と心の中で叫びました。

しかし、すぐに自己嫌悪に陥ります。

この期に及んで私は何を考えて・・・

あら、紗代さん真っ青よ。体調が悪いなら本家まで送るわよ?と優しい言葉で近づいた静子は、紗代の耳元で囁きました。

瑛司にまとわりつくのも今日までよ。βが婚約者なら立場を奪えると思った?お姉さんの皮をかぶったお馬鹿なΩさん

そう言って静子は蔑むような目で紗代を見下ろします。

瑛司はため息をつきました。

本家までは俺が送って行きます、そのまま勝敏様の引き継ぎをしますから、しばらくは分家に戻りません。静子様は分家でお待ちくださいと瑛司は言います。

社交に強い澄沢家の力が必要でしょ?瑛司のためなら醜聞なんてひと消しよ?と静子が言いました。

しかし瑛司は、警察の出入りが落ち着いてから話しましょうと言って、紗代を送って行くのでした。

私の価値はΩ性だけです。

それは瑛司さんが当主になっても変わりません。

屋敷に戻ると、眞田家の使用人である梅月瞳子(とうこ)が待っていました。

本日から紗代お嬢様にお仕えさせていただきます

この人が眞田家から来た監視・・・

『破断になった場合除籍する』と言った父の言葉が胸に突き刺さります。

あれは、瑛司さんもそういう考えなのでしょうか・・・

紗代はベッドに横になりました。

瑛司さんからもらった薬は飲みました。

この抑制剤があれば、前よりΩのせいよくは抑えられるはずです。

きっとあんな性衝動の夢なんか見ないはずです。

あの愚かな考えも浮かばないはずです。

早く効いて・・・

そもそもお父様はなぜ毒を盛られたの?誰かが私を嵌めたいの?

怖い・・・このまま行けば私が犯人にされてしまう・・・

でも大丈夫、瑛司さんが警察が調べると言っていたじゃない、瑛司さん・・・

また瑛司さんに助けてもらいました。

紗代の目に涙が浮かびます。

もしこのまま瑛司さんが本当に当主になれば、私は天花寺家にいられる・・・

いい加減にして!!考えることはそれしかないの!?

しかし、言われた言葉が頭をリピートします。

『お馬鹿なΩさん』

『紗代、あなたは本当に疫病神だわ』

こんな時まで人の不幸を願ってしまう自分が恨めしい・・・

その時でした。

震えてるね、紗代

そう言って添い寝をしてくれる瑛司が現れました。

怖かったよね、大丈夫、紗代はやってない・・・俺だけはわかるから・・・

そう瑛司が耳元で囁きます。

紗代は涙がこぼれ出します。

・・・やめて!瑛司さん!夢の中ならいつだってあなたは欲しい言葉をくれる!けど、現実じゃない!!もう出てこないで、夢だけでもいいなんて、私が間違ってた!!

そう言って紗代は瑛司を両手で突き放します。

紗代の顔は涙でグチャクチャになっていました。

毒を盛ってなくても私は・・・っ、あなたと一緒にいたくて、ただいたくてたまらなくて、お父様の死を願ったのっ!あんな恐ろしい醜い思い・・・もう抱えたくないっ!!こんな妄想に取り憑かれなければ、綺麗なままでいられたのにっ・・・どうして?

すると瑛司は優しく紗代の手を取りました。

そんなこと、俺は毎日願ってるよ。あんな男、死んで当然だ。あんな屑にも心を砕くなんて、紗代は優しすぎるよ・・・腹が立つくらい・・・

そう言うと、瑛司は紗代を抱き寄せました。

あんな奴のために、俺との同衾を拒否するの?

・・・っ、嫌っ、瑛司さ・・・

瑛司は紗代の着物を脱がせ、背中にキスをします。

毎日、毎日、ずっと紗代に近づく奴ら全てに思ってる・・・死ねばいいのにって・・・

紗代を後ろから抱きかかえると、乳房を揉み、股を開かせます。

や・・・だっ、触らないで・・・っ

今はこんなことしたくない!

誰も彼も殺して、2人だけになりたい・・・そんな感情紗代にはないの?

紗代の濡れたアソコに指が入ります。

激しく指を動かされ、紗代は感じてしまいます。

あ・・・いやっ、やだっ・・・あっ・・・

薬を飲んだのにどうして・・・

そう、ほら、いつもみたいに俺に集中して

瑛司のアレがいきなり入ってきました。

あっ、うっ・・・はぁっ・・・

後ろから強く突きます。

俺と同じ気持ちにならなくてもいい、けど、その気持ちを否定するな・・・

後ろから紗代の胸を揉みながら、激しく突き続けます。

紗代の醜い感情も俺のモノだ。俺に向けられたモノだ。紗代、俺の可愛い紗代、そろそろ目覚めて、現実の俺も求めてよ。長い年月ずっと待ってたんだよ。紗代、現実で交わろう

紗代はゾクっとしました。

これは夢なのに・・・

・・・っ、だめ、い・・・わ・・・ないでっ、あっあぁ・・・っ

唆さないでっ!!

夢で満足しないで、自分に正直になればいい・・・俺と番いたいって、噛んで欲しいって、俺のこと求めればいい・・・

瑛司は紗代を見つめながら、激しく突き、唇を吸いました。

やめて・・・っ、やめ・・・んんっ、ん・・・っ

さらに腰の動きが強く早くなります。

瑛司は寸前で抜くと、紗代のお腹の上に射精しました。

瑛司さんの精の匂い・・・とても良い匂い・・・クラクラする・・・

好き、好き、好きっ好き好き好き好きっ!!

全身の肌が粟立ちます。

お腹の中に欲しいのに・・・なぜ?どうしてくれないの?

この男の精が欲しい・・・

αのセイ ガ ホシイ・・・ほしい・・・

瑛司はお腹の上の精を指で撫でて広げます。

ずっと紗代のために腹を満たしてあげてたけど、もう夢から醒める時だ、紗代、本当の俺を求めて・・・そしたら、うんと腹いっぱいにしてあげる・・・もちろん眞田で満たされようだなんて思わないで、紗代

裏切ったら絶対に許さないよ・・・紗代・・・

朝、眞田家の使用人である瞳子が部屋に入ってきました。

おはようございます、紗代お嬢様、お嬢様?

瞳子はびっくりします。

ベッドから身を起こした紗代は、両手で顔を覆い、号泣していました。

窓からは朝の日差しが差し込み、紗代を照らします。

・・・っ、おはようございますと紗代は泣いたまま挨拶をしました。

それからしばらく、天花寺家に警察の出入りがあり、本家は慌ただしくなったのですが!?

 

『Ω令嬢、情欲の檻(おり)~大正絢爛(けんらん)オメガバース~』4話 感想

自分の本当の感情と葛藤する紗代。苦しそうで、つらそうでいたたまれません。進むも地獄、退いても地獄といったところでしょうか。

印象に残ったのは、夢の中の瑛司を一度突き放したシーンです。夢の中だけでも、自分の邪悪な感情を思う存分貪り尽くすこともできるのに、それを拒否した紗代は強いなと思いました。

*まとめ*

『Ω令嬢、情欲の檻(おり)~大正絢爛(けんらん)オメガバース~』4話のネタバレを紹介しました!

眞田との縁談話、瑛司の婚約者である静子、天花寺本家の勝敏と文乃と勝・・・。

目の前には壁だらけの紗代ですが、この先の運命はいかに・・・!?

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