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【ネタバレ3話】王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。

『王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。』 王の婚約者として幼い頃から努力してきたエルヴィラ。そしてついに聖女の証である『乙女の百合』を咲かせることに成功します。しかし王から偽聖女扱いされ、婚約を破棄されてしまいます。するとゾマー帝国のルードルフ皇太子が現れ、エルヴィラを助けるのですが・・・!?

エルヴィラがいなくなったトゥルク王国では、次々に災害が起こり、大損害を受けて

いました。一方、ゾマー帝国ではエルヴィラが『乙女の百合』を育て始め・・・!?

『王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。』3話のネタバレを紹介します!

『王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。』
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『王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。』3話 ネタバレ!

ゾマー王国で暮らすエルヴィラは、

ルードルフの友人であるエリックを紹介されます。

まだ若いのに優秀で、次の大神官候補です。

エリックはエルヴィラを『乙女の百合』の

球根を置いてある場所へと案内します。

ずらりと整列された鉢の中に、

かなりの数の球根が入っていて、

その量にエルヴィラは感激します。

『乙女の百合祭り』のために用意されたものです。

ゾマー帝国では聖女が現れません。

準備された百合はただ黄色い花弁をつけるだけですが、

それでも祭りの主役となっているのでした。

『乙女の百合祭り』はその名の通り、

聖女をたたえるゾマー帝国のお祭りです。

子供たちが白い服を着て、

紙で作った白い百合を持って行進するのです。

今年は本当の『乙女の百合』が見られるのだな

と言ってエリックが喜びます。

しかしトゥルク王国にはこのようなお祭りがありません。

その理由をエリックが解説してくれます。

その昔、

地上にはどこもかしこも荒れた土地しかありませんでした。

しかし、民が必死に祈りを捧げると、

哀れんだ天が地上を豊かにしたのです。

ところが長い時が過ぎると、

人々は祈ることを忘れてしまいました。

怒った天はもう一度土地を荒れさせます。

人々は泣いて謝り祈りましたが、

許してはもらえませんでした。

そんな中ただ一人、

清らかな乙女が20日間、

飲まず食わずで祈り続け、

天はその命と引き換えに、

人々を許し、再び地上を豊かにしたのでした。

さらに天は、乙女の魂を慰めるために、

白い花弁と青い花粉を持つ百合を与えたのでした。

それが『乙女の百合』です。

その百合はその後誰が育てても、

普通の花しかつけませんでした。

ここまではゾマー帝国もトゥルク王国も

共通した神話でした。

しかし、

トゥルク王国ではごく稀に『乙女の百合』が咲き、

ゾマー帝国では咲きませんでした。

そこで分岐が起こったのでした。

でもゾマー帝国の民は、

聖女が姿を見せてくれなくても、

いつでも見守ってくれていると信じて、

聖女への信仰を持ち続けています。

一方、トゥルク王国では、

聖女の信仰が根付きませんでした。

60年に一度咲くかどうかの乙女の百合ですが、

確かに存在しています。

それでトゥルク王国では、

毎年候補を募って百合を育てさせる聖女の儀を行っているのです。

しかし、圧倒的な聖女の地位に欲が眩み、

偽物を用意する者も多く出て来ました。

そしていつしか祈る者も減り、

信仰は形だけになっていくのでした。

エルヴィラは祈りを忘れると天が怒ると聞いて育って来ました。

しかし、アレキサンデル王は祈りは無駄だと言っていました。

それを聞いたエリックは、

本物の聖女を蔑ろにして天がどう出るか、

見ものだなと言います。

神官たちは生身の聖女様が現れると、

自分たちの権威が失われると思ったのだろうと

ルードルフは推測します。

エルヴィラの名誉を傷つけたことを

死ぬほど後悔させてやると言って、

ルードルフは怒ります。

しかし、そのおかげでこうしてエルヴィラと

婚約することが出来たのではとエリックが言います。

それでもルードルフはエルヴィラを傷つけた奴らを

許せないと言うと、

エルヴィラの手を取り、向あって見つめます。

今回の件がなくても、

エルヴィラが幸せでないと聞いたら、

私はきっと飛んでいきお役に立とうとしたでしょう。

ですからいつでも頼りにしてください

そうルードルフが言うと、

エルヴィラは顔を赤くして嬉しく思うのでした。

球根をたくさん抱えたエルヴィラは

温室へと向かいます。

温室の中には土と鉢の用意がされていました。

他に必要なものとして、

エルヴィラは動きやすくて、

汚れてもいい服を何着か頼むのでした。

エルヴィラはしばらく温室に籠る覚悟をします。

今日からほとんどの時間を温室で過ごすことになるのでした。

護衛騎士団のクリストフには、

エルヴィラと百合の安全を頼みます。

そして従者の皆さんには、

エルヴィラが温室にいることを悟られないよう

離宮で過ごすようにお願いします。

そうすることでエルヴィラは、

百合の育成に専念できるのでした。

トゥルク王国で様々な邪魔をされて来たので、

その経験を生かすのでした。

まずは土作りから始まります。

ミミズや虫を怖がる若いメイドたちに、

エルヴィラは無理することはないと言って、

決して強要したりはしませんでした。

夜になってエルヴィラの沐浴を手伝う従者が

質問します。

エルヴィラ様は虫が怖くないのですか?

すると全くですとエルヴィラが答えます。

ミミズも役割があって生きていると思うと、

むしろ愛おしさすら感じるぐらいだと言います。

それを聞いた従者は感心し、

自分も頑張るのだと気合を入れるのでした。

これから集中と根気が必要な日々が続きます。

聖女様、どうか見守っていて下さいと

エルヴィラは天にお祈りを捧げるのでした。

トゥルク王国では、

枯れ果てた「乙女の百合」を前に、

ナタリアが泣き喚きます。

努力したにもかかわらず、

花が枯れてしまいました。

ナタリアは平民からここまで必死に這い上がって来ました。

母が死んですぐにズウォト男爵家に引き取られます。

金銭目当てに貿易商の息子の元へ嫁がされることを知ると、

自分を救ってくれる人を探すため、

色んな舞踏会に参加していたのでした。

するとアレックスと名乗る男が現れました。

どう見ても育ちが良さそうな人でした。

二人きりでお話がしたいと、

ナタリアは彼をベッドに誘います。

一夜を共にした後に、

ナタリアはアレックスに好きですと告白しますが、

成金商人の後妻になるため、

ここでお別れしなければならないと言って、

ナタリアは泣き出します。

するとアレックスはナタリアを抱きしめて、

結婚しよう、僕なら助けることができると言うのでした。

そのときナタリアはしてやったりと、

ほくそ笑むのでした。

するとアレックスは、本当の名は

アレキサンデルでこの国の王であることを明かします。

必ず君を助けられると言った言葉に嘘はなく、

政略結婚相手のエルヴィラを追い出す算段が始まりました。

最初は側妃で充分だと思っていましたが、

どうせなら正妃にという貴族が現れます。

アレキサンデル王も出来すぎる婚約者に

ちょうど不満を抱いていたところでした。

公爵令嬢として、妃候補として、

いつもつまらなそうにしているエルヴィラを

ナタリアは追い出してあげることにしました。

その方がみんな喜ぶとナタリアは思っていたのでした。

だから、こんなことで諦めるわけにはいきません。

枯れた『乙女の百合』の前で泣き崩れたナタリアを

見たアレキサンデルは見てたってもいられません。

取り乱したナタリアは、アレキサンデルに泣きすがります。

秘密を守れる、腕のいい細工師をご存知ありませんか?

今だけ、お披露目の時だけでいいんです。

このままでは弟のパトリック王子に、

王位を奪われるかもしれません。

そんなの許せません・・・

そう言って大粒の涙を流して、

ナタリアはアレキサンデルに訴えます。

するとアレキサンデルは、そうだな、今だけだ・・・

と言ってナタリアをなだめるのでした。

一方、ゾマー帝国の温室では、

『乙女の百合』が蕾をつけました。

ここまで来れば、あとは咲くのを待つだけです。

エルヴィラは従者のみんなにお礼を言います。

皆のおかげです。ありがとう。

そして、聖女様にも感謝の祈りを捧げます。

ルードルフはこの報告を受けて喜びます。

それと同時に、

百合を狙う族や子悪党たちを捕まえた報告も受けました。

まだ背後については調べがついていませんが、

おそらく貴族たちの仕業だろうと見当が付きました。

ルードルフはよくやったと褒めると、

絶対にエルヴィラに危害が加わることのないように、

この先も警戒を怠らないようにとも言うのでした。

一方、トゥルク王国では、

アレキサンデルがヤツェクを呼び出します。

そして、腕のいいと評判である宝飾職人の

アドリアン爺さんを連れてくるように命令します。

騙してもいいし、脅してもいいから、

とにかく連れてくるように言います。

抵抗するなら多少痛めつけても構わないと言います。

しかし、アドリアン爺さんは職人気質で、

気分が乗らなければ仕事をしないことで有名です。

ヤツェクは恐る恐る理由を伺ってみます。

すると、アレキサンデルの膝の上で甘えていた

ナタリアが大粒の涙を流して見せて、

ヤツェクに懇願します。

さらにアレキサンデル王は、

ヤツェクに美味しい話を持ちかけます。

そろそろお前の父親に退いてもらって、

お前を宰相にしよう。大抜擢だぞ。

とアレキサンデルが言います。

ヤツェクにとっては怒鳴ってばかりいる父親を

追い越せるまたとないチャンスです。

ヤツェクは生唾を飲み込むと、

アレキサンデルにひざまづいて、

申し出を受けます。

お任せください。すぐにアドリアンの奴を連れて来ましょう。

そう言ったものの、

ヤツェクの心に何かが引っかかっています。

何をするおつもりなのか不安になりますが、

そんなことは考えないようにするしかありませんでした。

頼りにしてるぞ

とアレキサンデルはワインの入ったグラスを揺らすのでした。

『王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。』3話 感想

エルヴィラとナタリアの差が明らかに出始めて、やっぱりなと思う回でした。

今回は『乙女の百合』の由来がわかる神話のシーンが出てくるのですが、

素敵なお話でした。

*まとめ*

『王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。』3話のネタバレを紹介しました!

エルヴィラはゾマー帝国でも無事に『乙女の百合』を咲かせられるのか、

とても楽しみです。ルードルフ様もきっと喜んでくれるはずですね。

『王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。』
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