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授か離婚【ネタバレ10話】私は一人じゃない

『授か離婚~一刻も早く身籠って、私から解放してさしあげます!』 優秀な治療魔法の使い手のフェデリカですが、精霊の加護がない「色無し」をして周囲から蔑まれてきた。命令で伯爵・アルマンドとの縁談が舞い込んでくるが・・・?

フェデリカは自分が望まれた結婚であったことや使節団のことを知り、複雑な心境に

なります。そして子育てのことを考えた時、急に涙が溢れ出すのですが・・・!?

『授か離婚~一刻も早く身籠って、私から解放してさしあげます!』10話のネタバレを紹介します!

『授か離婚~一刻も早く身籠って、私から解放してさしあげます!』
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『授か離婚~一刻も早く身籠って、私から解放してさしあげます!』10話 ネタバレ!

イレーネが部屋へとやって来ると、

泣いているフェデリカを見て心配します。

奥様、何かございましたか?

どうして涙を・・・?

フェデリカはイレーネから指摘されて、

自分が泣いていることに気がつきます。

少し混乱した様子に見えたのか、

イレーネはフェデリカに

もしよろしければ、

私と一緒にお茶を召し上がりませんか?

と話を持ちかけまます。

お茶を飲んだフェデリカは少し落ち着きました。

するとイレーネが少しお話をしましょうと言って、

話を始めました。

坊っちゃまが結婚したい人がいる

お父上であるご当主様に話を持ちかけた時は、

本当にびっくりしました。

それまで浮いた話もなく、

同性愛に目覚めてしまったのかと、

噂するメイドもいたぐらいでした。

騎士団に勤める者には、

そういった好みを持つ者も少なからずいるからです。

そして、アルマンドのお兄様方は、

すでに結婚されていて、

お子様もいらっしゃいます。

ですので、

トルトラ家の後継には問題はありません。

もとより貴族の三男以下は、

伴侶を持たないことも多いので、

アルマンド様も独身を貫くのではと思われていました。

それが結婚を望まれた・・・

そのお相手がフェデリカなのです。

そして、ご当主様が難色を示されたのは、

治療院勤めなのに未だ平民であるということでした。

本来ならばいずれかの貴族に養子に迎えられる

ものなのに、迎えられないということは、

何か性格に問題があるのではと

考えられてしまったのでした。

ですが原因は色無しであると知ると、

お許しになったということでした。

さらにイレーネは続けます。

奥様も色無しということで、

様々なご苦労をなさったと思います。

ですが、色無しということを重視しないことも

あるのですよ。

奥様を一個人としてきちんと見る方は、

考えておられるより多いと思いますよ。

と言いました。

確かに・・・

アルマンド様をはじめ、

この邸の人たちや、ミリアムさん、カルミネ子爵、

新しい院長様も私を私と扱ってくれている・・・

とフェデリカは気づきます。

ですから、ここに残るも去るも、

遠慮することなくご自身のご判断をされればいいんですよ。

とイレーネは言いました。

すると急にフェデリカが取り乱します。

違うんですっ!

私はっ・・・そんなことを言ってもらえるような

人間じゃなくて・・・本当に・・・最低で・・・

フェデリカは子供を産んだら離婚するつもりでした。

つまり、お腹の中の子のことは何も考えていなかったのです。

産んだ子供を育てることなんて全く考えてなくて・・・

本当に最低ですよね・・・

とフェデリカは言います。

とりあえず産めばいいと思っていました。

後は知らない・・・

産んだら伯爵家で乳母なり家庭教師なりを

雇って育てるんだろうと思っていました。

そのぐらいにしか考えていなかったのです。

子供が母親のことをどう思うかなんて

一切考えることすらしませんでした。

こんな私、母親としての資格なんてありません・・・

するとイレーネが立ち上がります。

そして失礼しますと言うと、

ふわっとフェデリカの頭に手を置いて、

そっと撫でてくれたのでした。

不安になることは仕方のないことです。

ましてや相手があの坊ちゃんですから。

身籠った瞬間に母親になるのではありません。

ゆっくり時間をかけてようやく

一人前の母親になるものです。

とイレーネが優しく教えてくれます。

今まで考えていなかったとしても、

これから考えていけばいいのです。

子を育てることに不安があることは当たり前です。

ですが、一人で抱え込む必要はありません。

父親であるアルマンド様もいらっしゃるし、

僭越ながら子育て経験のある私もおります。

どうか頼ってくださいませ。

とイレーネが言います。

すると、

再びフェデリカは涙がポロポロと溢れ出しました。

胸がジーンと熱くなります。

いいですか奥様。まず人に頼ることを覚えてください。

フェデリカは素直に耳を傾けます。

あと私に敬称は必要ございません。

謝る必要もございません。

ゆっくりと直していけばいいですから。

フェデリカはイレーネの温かさに触れて、

溢れ出した涙が止まらなくなるのでした。

フェデリカが人前でこんなに泣くのは初めてでした。

泣き腫らしたフェデリカの目を見た

アルマンドは何事かと心配します。

フェデリカはなんでもありませんと言って、

にっこりと微笑みます。

こんな些細なことでも心配してくださる

アルマンドを見て、

イレーネの言う通りだとフェデリカは思いました。

私は一人じゃないんだと実感できました。

アルマンド様、お食事の後、

お話したいことが・・・とフェデリカは言います。

今すぐでもいいとアルマンドは言ってくれますが、

食事の後で話すことにしました。

そして食事が終わり、

フェデリカは話を始めます。

昼間の話を色々と考えた結果、

婚姻関係を続けても良いか、

まだ結論が出ていないことを伝えます。

フェデリカは早く結論を出したいところですが、

まだ混乱しているのだと伝えると、

いや、貴女が謝ることではない。

私にも非があるとアルマンドは言います。

とにかく今は、

隣国からの使節団の対応に集中したいと

フェデリカは伝えます。

するとアルマンドは、

焦ることはない。

あまり思い詰めても腹の子にも

差し障りがあるだろうしな。

と言います。

それに、貴女がすぐに結論を出さないなら、

まだ望みはあるということだろ?

とアルマンドは言いました。

それを聞いたフェデリカは、

こんな中途半端な私でも、

まだそんなふうに言ってくださるんだ・・・

私もきちんと向き合わないと・・・

と思うのでした。

でもその前に、アルマンド様

少し無礼なことをしてしまうかもしれませんが、

お付き合い願えますでしょうか?

とフェデリカは言います。

何か深刻なことだと感じたアルマンドは、

座っている席から立ち上がり、

フェデリカと向き合います。

フェデリカはアルマンドに少しかんがんでもらいます。

そして、イレーネに一瞥すると、

コクンとイレーネは首を縦に振ります。

フェデリカは深く息を吸い込むと、

失礼しますと言って、

アルマンドの頬を引っ叩きました。

噂を鵜呑みにしたり、

盗聴を仕掛けたり、

とても非常識で失礼な行動だと思います。

反省していただけますか?

とフェデリカは言います。

するとアルマンドは、

ああ、この痛みと共に肝に銘じておく

本当にすまなかった

と言いました。

私だって傷ついてないわけではありません。

憤りを覚えなかったわけではありません。

今回のことで、

少しでも心を傾けた相手に、

こんな扱いを受けると哀しいんだと言うことに、

気づいてしまいました。

でもこれ以上引きずるのは、

私にとっても、アルマンド様に対しても

良くないと思います。

これで踏ん切りをつけさせてくださいね。

これからきちんと貴方様の想いとも

きちんと向き合いますので・・・

この手の平のジーンとした痛みに誓います。

そしていよいよ、

治療魔法能力検査が始まりました。

エシェロンの仕切りで行います。

これでついにフェデリカの能力が何なのか

わかるかもしれません・・・!?

『授か離婚~一刻も早く身籠って、私から解放してさしあげます!』10話 感想

励ましと感動の台詞が盛りだくさんの回でした!

特にイレーネの言葉はこれから母親になるフェデリカにとってとても心強いものに

なったのではなでしょうか。人の温かさに触れたフェデリカの感動のシーンでした。

*まとめ*

『授か離婚~一刻も早く身籠って、私から解放してさしあげます!』10話のネタバレを紹介しました!

いよいよ治療魔法能力検査が始まりました!使節団の対応にも追われると思いますが、

フェデリカの何か特殊な部分が分かるといいですね!それから、アルマンド様との

これからも気になります!!

『授か離婚~一刻も早く身籠って、私から解放してさしあげます!』
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