【トラの子が♂なのに迫ってくる話】拾ったのは、やんちゃで甘えん坊な可愛いトラの男の子。でも、いつの間にか体の大きな”男”になったトラに日々求愛されちゃって・・・?!
なんでも拾ってきてしまう樹(命の恩人)に救われて
この場所に居れることになったマユ。
しかしそんな樹が失踪してしまい、喪失感いっぱいの元に樹の弟梢が連れてきたのは
子トラの♂で・・・?
【トラの子が♂なのに迫ってくる話】3~4話のネタバレを紹介します!
『トラの子が♂なのに迫ってくる話』3~4話ネタバレ!
【3話】
トラは拾われてすぐの頃、トラにとってマユは正体不明の不気味な奴というのが
第一印象でした。それは、当時のマユがよく眼鏡をつけていて顔がよく見えなかったから・・
小さいころのトラはマユというのが呼びにくくて「ミャウ」と呼んでいました。
今でも甘える時には「ミャウ」と呼びます。
片づけをすると褒められるので嬉しくなったトラは何度も何度も物を出しては
直してを繰り返していましたが、逆に今は片付けを率先してやってくれます。
しかし、1つだけ入ったらいけないと言われていた部屋があり
昔トラはマユが寝ている間に部屋探検をしてその部屋に入ってしまい、
置物を落して壊してしまいました。
その物音で起きたマユが部屋に入ってきたので、トラが怒られる!と
身構えると、マユは「どこも怪我してない?」と優しく心配をしてくれました。
これから他の部屋に入る時は一緒に行くって約束してくれる?と
言われたので、トラは指切りをしました。
黙ってこんなことをしたから怒られて捨てられると思ったトラは、
まだ一緒に居てくれるの?とパアっと明るい顔をしました。
今思えばあの日初めてマユの目をちゃんと見たトラは、
自分の事を考えて真っすぐ見つめてくれるその瞳が大好きになりました。
そんなある日、梢が慌ててやってきてこんなことを言い出しました。
「すみませんマユさん。このマンション売られることになりました。」
【4話】
そんなこんなで急遽引っ越しが決まり、今日はトラと一緒に見学に来ています。
梢がお詫びに紹介してくれたマンションは、古くてマユの収入で借りれるギリギリの
広さの所でした。
でもお風呂も小さい分一緒に入ると体が近くなるのでトラはそれはそれで
嬉しいな♪と妄想しました。
部屋も1つずつだから荷物減らさないとねと言うマユに、
トラがベッド1つにして一緒に寝れば一部屋空くよと言うと、
「嫌だよ。トラ寝かせてくれないから。」とマユが言うので、
それはどういう意味で?とトラはドキドキしました。
すると、マユはこう答えました。
「すぐお喋りしたり遊んだりするでしょ?」
なーんだと思いながらトラが外へ出ると、お隣に住む女性が丁度部屋から出るところでした。
トラが挨拶をすると、女性はキャピキャピしながらトラに話しかけてきました。
トラが帰ってこないのでマユが玄関を出てみると、
女性と仲良さそうに話すトラを見てなんだかモヤモヤしました。
そしてトラの腕をグイッと引っ張って、
「すみません。そろそろバスの時間何で。」と言い、トラを引っ張って家を後にしました。
ズンズン1人で前を歩くマユにトラは「どうしたんだよ?」と声を掛け肩を掴んで止めると、
「ちょっとあの場に居辛くなっちゃって。せっかく楽しくお話してたのにごめんね。
トラが誰かと楽しそうに話すのって珍しいよね・・・」
と目を逸らして言うので、トラはマユの手を触りながら
「もしかしてマユ 妬いた?」と聞きました。
マユは「え?」と言うと、まさかそんな・・・・と恥ずかしくなりました。
樹がいなくなってから数年、あの家で待ち続けたマユは期待も邪魔も
しちゃいけない・・・そう思いながら生きてきました。
だからこのモヤモヤする気持ちがヤキモチかどうかが分かりません。
「子離れ出来ないってこんな気持ちなのかな?
僕がこんなんじゃ彼女も作れないよね・・・ゴメン。」とマユが謝ると、
「は?なんでそーいう話になるんだよ!
彼女なんか作んねぇし、俺が欲しいのはマユだけだっていつも言ってんだろ!」
とトラがキレました。そんなトラにマユはまだ世間が狭いだけだから、
さっきみたいに色んな人と出会った方がトラの為なんじゃないか?と言うと、
カチンときたトラは心の準備が必要なだけで、俺の気持ちを受け入れてくれると思ってたし、
引っ越しだって2人で居ることが当たり前にみたいに考えてくれてて、
すごく嬉しかったんだと悲しそうな顔をして言いました。
そんなトラにマユは、
自分だってトラとはずっとこれからも一緒に居たいけどそれは家族としてだと思ってる。
だって僕はトラの保護者だから。
と答えると、トラはマユの側の壁をバンッ!と音が立つぐらい手で叩きました。
自分はマユの事そういう目で見てるし、
ただ一緒に飯食って寝るだけの家族になりたいわけじゃない。
俺虎だから簡単に逃がすつもりないよ。逃げても絶対捕まえる。
覚悟しといて。
と言ってバスが来たので、先にトラは乗り込んでいきました。
離れた席に2人は座り、マユはさっき言われたことを思い出し胸がドキドキしていました。
『『トラの子が♂なのに迫ってくる話』』感想
小さき頃からトラを見てるので、マユは男性として見るのではなく
子供として見てしまってるんですね~。
保護者って言われたら、トラはマユの事が大好きなのに凹みますよね・・・
恋愛対象で見て欲しいのにもどかしい・・・でも、
トラが好き好きアピール毎日にしてるので、マユもさすがに恋愛感情持ち始めてると
思います。今回だってトラが男らしい台詞を言ったので、ドキドキしてるし
これはキュンが止まりません!
*まとめ*
『『トラの子が♂なのに迫ってくる話』』3~4話のネタバレを紹介しました!
マユと新しい家で暮らすことになったのに早々喧嘩らしいことをしてしまったトラ。
落ち込みながらトラはどうしたらいいのか梢に相談し・・・?
次回の話の続きが気になります!
