『私の夫は冷凍庫に眠っている』
家事を手伝うようになった亮ですが、夏奈は料理だけは自分が担当すると申し出ます。
夏奈は亮の弁当に、亮の肉を混ぜたハンバーグを入れ持たせるのでした。
いよいよ復讐が実行され、これからどうなっていくのでしょう!
『私の夫は冷凍庫に眠っている』5話のネタバレを紹介します!
『私の夫は冷凍庫に眠っている』5話 ネタバレ!
殺したはずの亮と奇妙な生活が続いていました。
まるで、亮を殺したあの夜がすっぽり抜け落ちたようでした。
しかし、正確には同じようで、同じではありません。
火曜日、キーマカレー
金曜日、餃子弁当
お弁当を作るときの道具はきちんと分けています。
ひき肉料理の本が出せるのではないかと思うほど、いろいろなレシピを開発しました。
ひき肉といっても、3割は亮の肉です。
まるで出会った最初の頃に戻ったように、亮は優しくなっていました。
しかし、こんな茶番はいつまでも続くわけはありません。
亮は、デーモンなのです。
以前、夏奈が会社の検診で引っかかってしまい、自分が癌かもしれないと打ち明けた時、
亮がかけた言葉は、「生命保険、入ってるか?」だけでした。
こいつは人の心を持ってない何かだ。
鬼だ、悪魔だ、デーモンだ。
結局、夏奈は癌ではありませんでしたが、あの時に気持ちが冷めました。
しかし、離婚届を差し出しても、亮は書いてくれません。
このデーモンと一緒にいる限り、自分は未来まで支配されます。
憎しみに加え、殺意が芽生えた瞬間でした。
亮が持って帰ってきた弁当の残りの肉を見て、吐き気を催してしまった夏奈。
亮は、妊娠したのかと心配します。
夏奈は、亮にこけしのことを覚えているかと尋ねます。
一度だけ、亮との間に出来た子を堕したことがありました。
最初、亮は子供のことを喜んでくれました。
しかし、子供のために節約をする事に怒りを感じた亮に、引きずられるように無理やり病院に連れて行かれ、子供を堕しました。
全て終わった後、亮が持ってきたこけしを、夏奈は涙を流しながら大事にしていました。
しかしある日、気に入らないことがあって暴れた亮は、「そんなものさっさと捨てて忘れろ」と言い捨てたのでした。
夏奈は亮に見つからないよう、こっそり庭の隅にこけしを埋めて、小さなお墓を作りました。
夏奈が昔を思い出していると、後ろには亮が立っていました。
そして、突然言い出したのです。
「俺悪い夫だったよな」
これからは、何倍もいい夫になると続けます。
夏奈は、そんな言葉には今更騙されません。
今まで、何度も同じようなことが繰り返されてきたのです。
そろそろ、デーモン亮になる頃です。
そうではないと困ります。
ある日、そんな夏奈に、救いの手が差し伸べられます。
『私の夫は冷凍庫に眠っている』5話 感想
夏奈が亮を恨んでいた理由が次々に明らかになります。
理不尽なことで暴力を振るわれたり、せっかくできた子供を無理やり中絶させられたり…
夏奈の中で、愛より恨みが勝ってしまったことは仕方のないことだったように思えます。
救いの手を差し伸べてくれる人物が登場するようですが、2人とどのような関係なのか、その人物にも注目ですね。
「俺は悪い夫だった」と反省したような亮が印象的でした。
仕事に真面目に行くようになったり、家事を手伝うようになったりと、
まるで一緒に暮らし始めたころに戻ったようだと夏奈が感じていたように、明らかに何かが変わりました。
読み進めていくと、亮が別人のようになったと感じます。
夏奈が怯えるデーモン亮の人格が無くなったのでしょうか。
やはりそのきっかけは殺された事としか思えません。
2人目の亮側の視点も気になりますね。
*まとめ*
『私の夫は冷凍庫に眠っている』5話のネタバレを紹介しました!
奇妙な生活を送る夏奈に、ようやく救いの手が差し伸べられるようです。
その人物とは何者なのでしょう。
この生活を終わらせることが出来るのか、ハラハラします!
